次の記述は、ダイオード又はトランジスタから発生する雑音について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せ…
無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-9
次の記述は、ダイオード又はトランジスタから発生する雑音について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 周波数特性の高域で観測され、エミッタ電流がベース電流とコレクタ電流に分配される比率のゆらぎによって生じる雑音は、[A]である。(2) 周波数特性の中域で観測され、電界を加えて電流を流すとき、キャリアの数やドリフト速度のゆらぎによって生じる雑音は、[B]である。(3) 周波数特性の低域で観測され、周波数f に反比例する特性があることから1/f 雑音ともいわれる雑音は、[C]である。
- (1)A: 分配雑音 B: フリッカ雑音 C: ホワイト雑音
- (2)A: 分配雑音 B: 散弾雑音 C: フリッカ雑音
- (3)A: 散弾雑音 B: フリッカ雑音 C: 熱雑音
- (4)A: フリッカ雑音 B: 分配雑音 C: ホワイト雑音
- (5)A: フリッカ雑音 B: 散弾雑音 C: 熱雑音
正答 (2)
正答は (2)。高域の分配雑音、中域の散弾雑音、低域で1/fに比例するフリッカ雑音の組合せです。
分配雑音:エミッタ電流がベース電流とコレクタ電流に分かれる割合のゆらぎによる雑音で、周波数特性の高域で現れる
散弾雑音(ショット雑音):キャリアの数などのゆらぎによる雑音で、周波数に無関係な白色の雑音として中域で現れる
フリッカ雑音:周波数fに反比例し、1/f雑音とも呼ばれ、低域で目立つ
【ほかの選択肢】
(1) Bのフリッカ雑音、Cのホワイト雑音が誤り
(3) Aの散弾雑音、Bのフリッカ雑音、Cの熱雑音が誤り
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(4) Aのフリッカ雑音、Bの分配雑音、Cのホワイト雑音が誤り
(5) Aのフリッカ雑音、Cの熱雑音が誤り
【見分け方】
「1/f」と出たらフリッカ雑音、「分配される比率」と出たら分配雑音です。熱雑音・散弾雑音は周波数によらない白色雑音です。
出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-9(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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