次の記述は、電磁誘導現象について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。…

無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-3

次の記述は、電磁誘導現象について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 図1 において、巻数がn のコイルL を貫く磁束φ が、時間Δt〔s〕間にΔφ〔Wb〕変化したとき、L に生じる起電力の大きさは、[A]〔V〕である。(2) 図2 に示すように、永久磁石M のN 極をコイルL に近づけると、抵抗R〔Ω〕には、[B]の方向の電流が流れる。(3) 図3 に示すように、永久磁石M のN 極の上で直線導体D を左から右へ動かすと、D には[C]の方向の起電力が生じる。

第二級陸上無線技術士 2026年(令和8年)1月期 無線工学の基礎 A-3の図第二級陸上無線技術士 2026年(令和8年)1月期 無線工学の基礎 A-3の選択肢の図
正答 (1)
正答は (1)。起電力はコイルの巻数を掛けた nΔφ/Δt で、磁石を近づけると磁束の増加を妨げる向き(bからa)に電流が流れ、図3ではaが正になります。 A:ファラデーの法則で、巻数nのコイルに生じる起電力の大きさは e=nΔφ/Δt〔V〕です B:N極を近づけるとLを上向きに貫く磁束が増えます。レンツの法則により、その増加を妨げる(下向きの磁束を作る)向きにコイルに電流が流れ、図の巻き方では抵抗Rを b から a へ流れます C:フレミングの右手の法則で、親指を運動の向き(右)、人差し指を磁束の向き(上)に向けると、中指は手前の a の側を指します。起電力は a の側へ電流を流す向きなので、a が正、b が負です
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組合せは (1) です。 【ほかの選択肢】 (4) (5) Δφ/Δt は1回巻きのときの値で、巻数nを掛けていません (3) (5) 電流の向きが逆で、磁束の増加を助ける向きになります (2) (3) (5) 起電力の正負が逆です 【見分け方】 向きは「レンツ=変化を妨げる」、運動する導体は「フレミングの右手」で求めます。

出典:2026年(令和8年)1月期 第二級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-3(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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