次の記述は、デシベルを用いた計算について述べたものである。このうち正しいものを下の番号から選べ。…
無線工学A 無線工学A 〔4〕
次の記述は、デシベルを用いた計算について述べたものである。このうち正しいものを下の番号から選べ。ただし、log₁₀2 = 0.3 とする。
- (1)1〔μV/m〕を0〔dBμV/m〕としたとき、0.32〔mV/m〕の電界強度は25〔dBμV/m〕である。
- (2)1〔mW〕を0〔dBm〕としたとき、0.8〔W〕の電力は29〔dBm〕である。
- (3)1〔μV〕を0〔dBμV〕としたとき、5〔mV〕の電圧は37〔dBμV〕である。
- (4)電圧比で最大値から6〔dB〕下がったところの電圧レベルは、最大値の1 /√2である。
- (5)出力電力が入力電力の25 倍になる増幅回路の利得は28〔dB〕である。
正答 (2)
正答は (2)。これが正しい記述です。
【結論】
0.8W=800mW です。電力比は 10log₁₀ で dB にします。800=2³×100 なので
10 × log₁₀800 = 10 × (3×0.3 + 2) = 29〔dBm〕
記述のとおりです。
【誤りの選択肢】
(1) 0.32mV/m=320μV/m です。電界強度は電圧と同じく 20log₁₀ を使います。320=2⁵×10 なので、20×(5×0.3+1)=50〔dBμV/m〕です。25dBμV/m ではありません
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(3) 5mV=5,000μV です。5,000=10,000÷2 なので、20×(4-0.3)=74〔dBμV〕です。37dBμV ではありません
(4) 電圧比で6dB下がると 1/2 になります(20log₁₀2=6)。1/√2 になるのは3dB下がったときです
(5) 25倍=100÷4 なので、10×(2-2×0.3)=14〔dB〕です。28dB ではありません
【覚え方】
電力は10log、電圧・電界強度は20logです。(1) と (3) の誤りの値は、ちょうど 20log の半分(10log で計算した値)になっています。
出典:2026年(令和8年)6月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔4〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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