図は、BPSK 信号に対して遅延検波を適用した復調器の原理的構成例である。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の…

無線工学A 無線工学A 〔10〕

図は、BPSK 信号に対して遅延検波を適用した復調器の原理的構成例である。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

第一級陸上特殊無線技士 2026年(令和8年)6月期 無線工学A 〔10〕の図
正答 (4)
正答は (4)。 【結論】 遅延検波の復調器は、受信したBPSK信号と、それを1シンボル遅らせた信号を掛け合わせて位相差を取り出します。  A 乗算器 受信信号と1シンボル前の信号を掛け合わせます  B 低域フィルタ(LPF) 掛け算の結果から、位相差に応じた低い周波数(直流分)の成分だけを取り出します 二つの信号を掛けると、位相差に応じた成分(cos の位相差)と、搬送波の2倍の周波数の成分ができます。LPFで2倍の周波数の成分を取り除き、残った正負の信号を識別器で「1」「0」に判定します。
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【誤りの選択肢】 (1) (2) (3) π/2移相器は信号の位相を90°ずらすだけで、二つの信号の位相差を取り出すことはできません。QPSKの変調器などで直交する搬送波を作るときに使います (2) (5) 高域フィルタ(HPF)を使うと、必要な低い周波数の成分を捨て、搬送波の2倍の周波数の成分を残してしまいます 【関連する知識】 同期検波の復調器も、乗算器とLPFの組み合わせは同じです。違いは、掛け合わせる基準信号が「再生した搬送波」か「1シンボル前の受信信号」かという点です。

出典:2026年(令和8年)6月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔10〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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