多発性硬化症で正しいのはどれか。…
午後 第86問
多発性硬化症で正しいのはどれか。
- (1)男性に多い。
- (2)遺伝性の疾患である。
- (3)温熱療法が効果的である。
- (4)末梢神経の脱髄疾患である。
- (5)MRI 検査が診断に有用である。
正答 (5)
正答は (5)。多発性硬化症では MRI 検査が診断に有用です。
多発性硬化症は、脳・脊髄・視神経などの中枢神経に、脱髄の病巣が時間をおいて、あちこちに繰り返しできる病気です。MRI では、脳室の周りなどに複数の病巣が写り、新しい病巣は造影されます。「空間的な多発」と「時間的な多発」を MRI で確かめることが診断の中心になります。
【ほかの選択肢】
(1) 男性に多い 女性に多い(およそ2〜3倍) 誤り
(2) 遺伝性の疾患 遺伝する病気ではない。かかりやすさに遺伝的な素因は関わるとされる 誤り
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(3) 温熱療法が効果的 体温が上がると症状が一時的に悪くなる(Uhthoff 現象)ので、温熱は避ける 誤り
(4) 末梢神経の脱髄疾患 中枢神経の脱髄疾患。末梢神経の脱髄は Guillain-Barré 症候群や CIDP 誤り
【症状の例】
視神経炎(視力低下)、複視、手足のしびれや脱力、有痛性
強直性けいれん、Lhermitte 徴候(頸部を曲げると背中に電気が走る)、排尿障害
出典:2025年(令和7年) 作業療法士国家試験 問86(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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