胃全摘出術後の悪性貧血に関与するのはどれか。…
午前 第88問
胃全摘出術後の悪性貧血に関与するのはどれか。
- (1)ビタミンB₁
- (2)ビタミンB₂
- (3)ビタミンB₁₂
- (4)ビタミンC
- (5)ビタミンD
正答 (3)
正答は (3)。関与するのはビタミンB₁₂ です。
ビタミン B₁₂ が小腸(回腸)で吸収されるには、胃の壁細胞から分泌される内因子と結びつく必要があります。胃を全部切除すると内因子がなくなり、B₁₂ を吸収できなくなります。体内の蓄えが尽きる数年後に、巨赤芽球性貧血(悪性貧血)が現れます。
【ほかの選択肢】
(1) ビタミンB₁ 欠乏すると脚気や Wernicke 脳症 誤り
(2) ビタミンB₂ 欠乏すると口内炎、口角炎、皮膚炎 誤り
(4) ビタミンC 欠乏すると壊血病(出血傾向) 誤り
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(5) ビタミンD 欠乏するとくる病、骨軟化症 誤り
【胃切除後のほかの合併症】
鉄欠乏性貧血(胃酸が減り鉄の吸収が落ちる)、ダンピング
症候群、骨粗鬆症(カルシウムの吸収低下)。
B₁₂ 欠乏では、貧血に加えて亜急性連合性脊髄変性症による
深部感覚の障害やしびれが起こることがあります。
出典:2025年(令和7年) 作業療法士国家試験 問88(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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