事例を読んで,この場合の仮釈放の手続きに関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
更生保護制度 第147問
事例を読んで,この場合の仮釈放の手続きに関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。〔事 例〕裁判所の判決で3 年の懲役刑を言い渡されて,刑事施設に収容されていたJさんは,仮釈放の審理の対象となった。
- (1)仮釈放の要件として,刑の執行から最短でも2 年を経過している必要がある。
- (2)仮釈放の要件として,改悛の状があることがある。
- (3)仮釈放を許す処分を決定するのは,地方裁判所の裁判官である。
- (4)仮釈放の対象となるのは,初めて刑事施設に入った者に限られる。
- (5)仮釈放の期間中,Jさんの希望により,保護観察が付される。
正答 (2)
正答は (2)。最も適切なのはこれです。
刑法第28条で、懲役・禁錮に処せられた者に「改悛の状」があるときは、有期刑ではその刑期の3分の1、無期刑では10年を経過した後、行政官庁の処分によって仮釈放を許すことができるとされています。
【ほかの選択肢】
(1) 有期刑は刑期の3分の1を経過すれば仮釈放の対象になります。
刑期3年のJさんは1年です。2年ではありません。 誤り
(3) 仮釈放を許すかどうかを決めるのは、法務省の地方更生保護委員会
です。裁判官ではありません。 誤り
(4) 仮釈放は、初めて刑事施設に入った者に限られません。 誤り
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(5) 仮釈放の期間中は、本人の希望にかかわらず、必ず保護観察に
付されます(更生保護法第40条)。 誤り
※2026年10月時点では、2025年6月から懲役と禁錮が「拘禁刑」に一本化されています(仮釈放の要件の考え方は変わりません)。
出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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