刑の一部の執行猶予制度に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。…
更生保護制度 第150問
刑の一部の執行猶予制度に関する次の記述のうち,正しいものを1 つ選びなさい。
- (1)本制度の導入により,検察官による起訴猶予の処分は廃止された。
- (2)本制度の導入により,執行する刑の全てを猶予する制度は廃止された。
- (3)本制度の導入により,釈放後の生活環境の調整をする制度は廃止された。
- (4)本制度の刑の一部の執行猶予期間は,刑期とともに判決時に言い渡される。
- (5)本制度において,保護観察が付されることはない。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
刑の一部の執行猶予は、2016年6月に始まった制度で、3年以下の懲役・禁錮を言い渡すとき、その刑の一部の執行を猶予できるものです。判決では、刑期とともに、猶予する刑の部分と猶予の期間が言い渡されます(例:懲役2年、そのうち6月の執行を2年間猶予)。施設内処遇の後に、社会内処遇の期間を確保する狙いがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 検察官による起訴猶予の処分は、本制度の導入後も残っています。 誤り
(2) 刑の全部の執行猶予の制度も残っています。 誤り
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(3) 釈放後の生活環境の調整も続いており、本制度の対象者についても
行われます。 誤り
(5) 猶予の期間中、保護観察に付すことができます。薬物使用などの
罪で一部執行猶予となった人は、必ず保護観察に付されます。
誤り
出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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