事例を読んで,包括的な支援体制の構築に向けて,社会福祉協議会のE職員(社会福祉士)が行う支援の方針として,適切なものを2…

地域福祉の理論と方法 第40問

事例を読んで,包括的な支援体制の構築に向けて,社会福祉協議会のE職員(社会福祉士)が行う支援の方針として,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕P地区では,Q国の外国人居住者が増加している。Fさんは,Q国の外国人居住者のまとめ役を担っており,Eのところに相談に訪れた。Fさんは,日常会話程度の日本語は話せるが,日本の慣習に不慣れなために,過去に近隣住民とトラブルが生じてしまい,地域で気軽に相談できる日本人がいない。Fさんを含めて,P地区で暮らす外国人の多くが,地域活動にはあまり参加していない状態で,地域から孤立しているようである。Eは,このような外国人居住者の社会的孤立の問題を解決するための対策を検討した。

正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。適切なのはこの2つです。 事例の課題は、外国人居住者が日本の慣習に不慣れでトラブルが起き、気軽に相談できる日本人がおらず、地域活動にも参加していないという「社会的孤立」です。解決には、外国人だけに適応を求めるのではなく、地域の側も変わる双方向の取組が必要です。 (1) Fさんらを講師に招いて近隣住民が外国人の暮らしや文化を学べば、 相互理解が進み、住民と外国人の接点もできます。 (3) 外国人居住者が主体的に参加できるよう地域活動のあり方を 見直すことは、参加の機会を広げ、孤立の解消につながります。
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【ほかの選択肢】 (2) Fさんは日常会話程度の日本語は話せており、課題は言葉よりも 慣習の違いと孤立です。教材の提供だけでは解決しません。 誤り (4) 自治会長による「生活指導」は、外国人を指導の対象として扱う 一方的な対応で、関係づくりにはなりません。 誤り (5) 日本の慣習を一方的に遵守させるルールづくりは、 共生ではなく同化を求めるもので、孤立を深めかねません。 誤り

出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ

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