事例を読んで,A市社会福祉協議会のG生活支援コーディネーター(社会福祉士)が提案する支援策等として,適切なものを2 つ選…
地域福祉の理論と方法 第41問
事例を読んで,A市社会福祉協議会のG生活支援コーディネーター(社会福祉士)が提案する支援策等として,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕A市のUボランティアグループのメンバーから地域の空き家を活用した活動をしたいという相談があった。そこでGが「協議体」の会議で地区の民生委員に相談すると,その地区では外出せずに閉じこもりがちな高齢者が多いということであった。Gはグループのメンバーと相談し,そのような高齢者が自由に話のできる場にすることを目標に,週2 回,通いの場を開設した。1 年後,メンバーからは「顔馴染みの参加者は多くなったが,地域で孤立した高齢者が来ていない」という声が上がった。(注) ここでいう「協議体」とは,介護保険制度の生活支援・介護予防サービスの体制整備に向けて,市町村が資源開発を推進するために設置するものである。
- (1)地域で孤立していると思われる高齢者が,通いの場になにを望んでいるかについて,地区の民生委員に聞き取り調査への協力を依頼する。
- (2)通いの場に参加している高齢者に対して,活動の満足度を調査する。
- (3)孤立した高齢者のための通いの場にするためにはなにが必要かについて「協議体」で議論する。
- (4)孤立した高齢者が参加するという目標を,現在の活動に合ったものに見直す。
- (5)孤立している高齢者向けに健康体操等の体を動かすプログラムを取り入れる。
正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。適切なのはこの2つです。
事例では、通いの場の目標は「閉じこもりがちな高齢者が自由に話のできる場」でしたが、1年後、「地域で孤立した高齢者が来ていない」という課題が見えてきました。
(1) 孤立している高齢者は通いの場に来ていないため、その人たちの
望みを知るには、地域の実情を知る民生委員の協力を得て聞き取ることが有効です。
(3) 協議体は、生活支援・介護予防の体制整備に向けて多様な主体が
集まり、資源開発を進める場です。孤立した高齢者のための場にするには何が必要かを協議体で議論するのは、その役割に合います。
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【ほかの選択肢】
(2) 満足度を聞く相手は、すでに参加している高齢者です。
来ていない孤立した高齢者のニーズは分かりません。 誤り
(4) 目標を現在の活動に合わせて下げるのは、孤立した高齢者を
置き去りにすることになり、本来の目的から外れます。 誤り
(5) 孤立した高齢者が何を望むかを確かめないまま、プログラムを
加えても、参加につながるとは限りません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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