障害者福祉制度の発展過程に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
障害者に対する支援と障害者自立支援制度 第57問
障害者福祉制度の発展過程に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)1949 年(昭和24 年)に制定された身体障害者福祉法では,障害者福祉の対象が生活困窮者に限定された。
- (2)1987 年(昭和62 年)に精神衛生法が精神保健法に改正され,保護者制度が廃止された。
- (3)2004 年(平成16 年)に改正された障害者基本法では,障害者に対する差別の禁止が基本理念として明文化された。
- (4)2005 年(平成17 年)に制定された障害者自立支援法では,利用者負担は所得に応じた応能負担が原則となった。
- (5)2011 年(平成23 年)に障害者基本法が改正され,法律名が心身障害者対策基本法に改められた。
正答 (3)
正答は (3)。最も適切なのはこれです。
2004年の障害者基本法の改正で、基本理念として「何人も、障害者に対して、障害を理由として、差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならない」という差別の禁止が明記されました。その後、2011年の改正で合理的配慮の考え方が加わり、2013年には障害者差別解消法が制定されました。
【ほかの選択肢】
(1) 1949年の身体障害者福祉法は、身体障害者の更生(職業的な自立)
を援助することを目的とし、対象を生活困窮者に限定してはいません。
誤り
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(2) 1987年の精神保健法では、任意入院や精神医療審査会が新たに
設けられましたが、保護者制度は残りました。保護者制度の廃止は2013年の精神保健福祉法の改正です。 誤り
(4) 障害者自立支援法では、サービスの量に応じた原則1割の定率負担
(応益負担)とされました。応能負担が原則となったのは、2010年の改正によります。 誤り
(5) 法律名の変更は逆です。1993年に心身障害者対策基本法が
障害者基本法に改められました。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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