両眼視機能に異常のない健常者に両眼分離下で左右眼に同時に呈示する図形(別冊No. 1)を別に示す。このときに生じる知覚現…
午後 第11問
両眼視機能に異常のない健常者に両眼分離下で左右眼に同時に呈示する図形(別冊No. 1)を別に示す。このときに生じる知覚現象で誤っているのはどれか。
- (1)異質図形の投影でみられる。
- (2)大型弱視鏡で検査できる。
- (3)眼位は動揺しやすい。
- (4)抑制は両眼交代に起こる。
- (5)抑制領域は一定である。
正答 (5)
正答は (5)。抑制領域は一定である、が誤りです。
【見るところ】
別冊の図は、左眼に縦縞、右眼に横縞の、まったく違う図形
(異質図形)を同時に見せるものです。中央の赤い十字の印は左右で同じで、両眼で重ねて固視するための目印と読めます。
両眼視が正常な人に左右で違う図形を見せると、二つは融像できず、縦縞が見えたり横縞が見えたり、まだらに入れかわったりします。これが網膜闘争(両眼視野闘争)です。一方の眼の像が抑制され、抑制される眼も場所も時々刻々と入れかわるので、抑制される領域は一定ではありません。
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【ほかの選択肢】
(1) 異質図形の投影でみられる 左右に違う図形を見せると起こる 正しい
(2) 大型弱視鏡で検査できる 網膜闘争用のスライドで調べられる 正しい
(3) 眼位は動揺しやすい 融像できる部分が中央の小さな印だけで、周りは融像できないので、眼位が安定しにくい 正しい
(4) 抑制は両眼交代に起こる 左右の像が交互に優位になる 正しい
出典:2025年(令和7年) 視能訓練士国家試験 問11(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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