操縦教員は人が学ぶ過程がどのようなものかを知っておく必要があり、学習理論は、人はどのように技術、知識、態度を獲得していく…
操縦教育一般 第5問
操縦教員は人が学ぶ過程がどのようなものかを知っておく必要があり、学習理論は、人はどのように技術、知識、態度を獲得していくのかを説明するものである。現在の学習理論は、行動主義と認知論のふたつの概念から発展してきた。この二つの概念のうち認知論に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)認知論は人間の行動を、刺激に対する観察可能な、かつ、計測可能なレスポンス(反応)で行動のメカニズムを説明する。(b)認知論は心の中で何が起きているかに着目する理論であり、認識を重要視する。認識とは思考や学習の過程であり、知ること、知覚すること、問題解決、意思決定、気づき、そしてそれらと関連した知的活動を意味する。(c)認知論では、学習とは単に行動の変化にとどまらず、考え方、理解の仕方、感じ方までをも変化させるものであると考える。(d)認知論は心理学のアプローチの1つで、「人間の行動は環境によって多かれ少なかれ条件付けされ、過去に受けた褒美と罰則によって人間の行動は予見が可能である。」という考えのものである。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (2)
正答は (2)。認知論は心の中の過程に着目し、学習は考え方や感じ方まで変えるとする理論で、(a)(d)は行動主義の説明なので、正しいのは2つです。
(a)誤り。刺激に対する観察・計測できる反応で行動のしくみを説明するのは、行動主義です。(b)正しい。認知論は、心の中で何が起きているかに着目し、知る・知覚する・問題を解決する・意思決定するなどの認識を重視します。(c)正しい。学習は行動の変化にとどまらず、考え方・理解の仕方・感じ方まで変えるものだと考えます。(d)誤り。人の行動は環境によって条件付けされ、過去の褒美と罰によって予見できるという考えは、行動主義のものです。
【覚え方】
行動主義は「外から見える行動」、認知論は「頭の中の過程」に着目します。
出典:令和元年11月期 航空従事者学科試験 操縦教育証明 操縦教育一般 問5(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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