亜音速領域における揚力発生原理の説明で誤りはどれか。…
航空工学 第1問
亜音速領域における揚力発生原理の説明で誤りはどれか。
- (1)コアンダ効果:流体を凸曲面に高速で流すと、流体はその曲面に沿って流れる。
- (2)連続の法則:断面積の異なる流路においては、単位時間内に通過する流体の量は断面積に比例する。
- (3)ベルヌーイの定理:動圧と静圧の和は常に一定である。
- (4)マグヌス効果:流速が遅い方は圧力が高く、速ければ静圧は低くなり、圧力が低い方に力が加わること。
正答 (2)
正答は (2)。連続の法則では流量(断面積×流速)が一定なので、流速は断面積に反比例します。「比例する」が誤りです。
流路が狭くなると流れは速くなり、広くなると遅くなります。翼の上面で流れが速くなるのを説明するときの基本です。
【ほかの選択肢】
(1) 凸の曲面に沿って流体が流れるのはコアンダ効果なので 正しい
(3) 動圧と静圧の和(全圧)が一定というのはベルヌーイの定理なので 正しい
(4) 流れの遅い側は圧力が高く、速い側は静圧が低くなり、低い側へ力が働くのはマグヌス効果の説明なので 正しい
【覚え方】
連続の法則「A×V=一定」、ベルヌーイの定理「静圧+動圧=一定」。狭い所は速く、速い所は静圧が低くなります。
出典:令和3年5月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問1(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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