沿岸前線について誤りはどれか。…
航空気象 第10問
沿岸前線について誤りはどれか。
- (1)昼間暖められた陸上の気塊は上昇し、海風が陸上へ吹き込むと、海風と陸上の気塊との間に数百メートルの不連続な層、すなわち沿岸前線の発生することがある。
- (2)沿岸前線の陸側では、暖かく湿った気塊が寒気の上を滑昇するため層状雲が発生し、場合によっては対流雲が発生することもある。
- (3)薄い寒気とその上の暖気の間では風のシアーが大きく、波動が発生している場合がある。
- (4)低気圧が接近するときに温暖前線の前面(寒気側)で発生することが多い。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
(1)は、昼間に暖められた陸上の空気と、陸へ吹き込む海風の空気との境目の説明で、海風前線のでき方です。沿岸前線とは別のものです。
沿岸前線は、陸上に冷たい空気が滞留しているところへ、海上から暖かく湿った空気が流れ込むとき、海岸線に沿ってできる局地的な前線です。関東地方では、低気圧が南岸を通るときなどに、陸側の冷たい北寄りの風と、海側の暖かい東〜南寄りの風の境目に現れます。
【ほかの選択肢】
(2) 沿岸前線の陸側では、暖かく湿った空気が地表付近の寒気の上を滑昇するため層状の雲が広がり、対流雲が発生することもあります 正しい
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(3) 薄い寒気とその上の暖気の間では風のシアーが大きく、波動が生じていることがあります 正しい
(4) 低気圧が近づくとき、温暖前線の前面(寒気側)で発生することが多くなります 正しい
【航空での注意】
沿岸前線の付近では、狭い範囲で風向・風速や気温が大きく変わり、空港の風が急に変わったり、低い雲や雨・雪が続いたりします。
出典:令和4年5月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空気象 問10(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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