周囲より3℃気温の低い空気塊が、0.7℃/100mの気温減率をもった大気中を、ある高度から周囲の気温と等しくなる高さまで…
航空気象 第2問
周囲より3℃気温の低い空気塊が、0.7℃/100mの気温減率をもった大気中を、ある高度から周囲の気温と等しくなる高さまで断熱的に下降した。下降した高さとして正しいものはどれか。(空気塊は凝結した水分を含んでいないとし、乾燥断熱減率は約1℃/100mとする。)
- (1)約3,300ft
- (2)約2,000ft
- (3)約1,400ft
- (4)約 500ft
正答 (1)
正答は (1)。下降中、空気塊は1℃/100m、周囲は0.7℃/100mで暖まるので、差3℃が0.3℃/100mずつ縮み、1,000mで等しくなります。
乾いた空気塊は下降すると乾燥断熱減率(約1℃/100m)で昇温します。周囲の大気は、下へ行くほど0.7℃/100mの割合で暖かくなります。
差の縮み方 1-0.7=0.3℃/100m
下降する高さ 3℃÷0.3℃/100m=1,000m
ft換算 1,000m×3.28≒3,300ft
【ほかの選択肢】
(2) 約2,000ft(約600m)は、減率の差0.3℃/100mから求めた値と合いません 誤り
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(3) 約1,400ft(約430m)は、3℃を周囲の減率0.7℃/100mだけで割った値です 誤り
(4) 約500ftは、減率の差から求めた値と合いません 誤り
【覚え方】
空気塊と周囲の温度差は「減率の差」の割合で縮みます。
出典:令和2年7月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(回転翼) 航空気象 問2(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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