ダイナミック・ロール・オーバーに陥らないための説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から…

航空工学 第17問

ダイナミック・ロール・オーバーに陥らないための説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)傾斜地での運用限界を確認する。(b)外部点検時、着陸装置及び地面状態が離陸に支障がないかを注意深く確認する。(c)重心位置や斜度に対応した離陸時の正しいコントロール位置を確認する。(d)風向風速を常に考慮しサイドスリップしないよう操作する。

正答 (4)
正答は (4)。(a)〜(d)の四つとも正しい記述です。 ダイナミック・ロールオーバーは、スキッドや車輪の片方が地面に引っかかったり接したりしている状態で、そこを支点に機体が横に転がり始め、ある角度(臨界角)を超えるとサイクリックをいっぱいに当てても戻せなくなる現象です。 (a)正しい。傾斜地での離着陸には飛行規程の運用限界(許される斜度)があるので、事前に確認します。(b)正しい。外部点検で、着陸装置が凍結・ぬかるみ・障害物などで地面に引っかかっていないか、地面の状態が離陸に支障ないかを確かめます。(c)正しい。重心位置や斜度によって、離陸時に必要なサイクリックの位置が変わるので、正しいコントロール位置を確認します。(d)正しい。横風やテール・ロータの推力で機体が横すべり(サイドスリップ)すると、片側の着陸装置が支点になりやすいので、風向風速を考えて操作します。
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【起こりそうになったら】 傾きを感じたら、サイクリックで戻そうとするより、コレクティブをなめらかに下げて機体を地面に戻すことが効果的とされています。急にコレクティブを上げると、かえって転倒を早めることがあります。

出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(回転翼) 航空工学 問17(国土交通省 公表)出典元ページ

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