次の記述は、泌尿器系に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。…
人体の働きと医薬品 第66問
次の記述は、泌尿器系に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。a 食品から摂取あるいは体内で生合成されたビタミンDは、腎臓で活性型ビタミンDに転換される。b 膀胱の出口にある膀胱括約筋が収縮すると、同時に膀胱壁の排尿筋が弛緩し、尿が尿道へと押し出される。c 高齢者では、膀胱や尿道の括約筋の働きによって排尿を制御する機能が低下し、また、膀胱の容量が小さくなるため、尿失禁を起こしやすくなる。d 副腎髄質から分泌されるアルドステロンは、電解質と水分の排出調節の役割を担っている。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(b、d)
- (4)(c、d)
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)と(c)です。
【(a)正しい ―― 腎臓でビタミンDが活性化されます】
食品から摂取あるいは体内で生合成されたビタミンDは、腎臓で活性型ビタミンDに転換されて、骨の形成や維持の作用を発揮します。腎臓には、このほか、血液中の老廃物の除去、水分・電解質の排出調節による血圧の一定範囲内への保持、骨髄における赤血球の産生を促進するホルモンの分泌といった働きもあります。
【(b)が誤り ―― 括約筋が緩むと排尿筋が収縮します】
膀胱の出口にある膀胱括約筋が緩むと、同時に膀胱壁の排尿筋が収縮し、尿が尿道へと押し出されます。記述は、収縮と弛緩が逆になっています。
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【(c)正しい ―― 高齢者は尿失禁を起こしやすい】
高齢者では、膀胱や尿道の括約筋の働きによって排尿を制御する機能が低下し、また、膀胱の容量が小さくなるため、尿失禁を起こしやすくなります。男性では、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがあります。
【(d)が誤り ―― アルドステロンは副腎皮質から】
アルドステロンは副腎皮質ホルモンの一つで、体内に塩分と水を貯留し、カリウムの排泄を促す作用があり、電解質と水分の排出調節の役割を担っています。副腎髄質から分泌されるのは、自律神経系に作用するアドレナリン(エピネフリン)とノルアドレナリン(ノルエピネフリン)です。
副腎皮質 …… アルドステロンなどの副腎皮質ホルモン
副腎髄質 …… アドレナリン、ノルアドレナリン
出典:登録販売者試験 令和4年度(北海道 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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