医薬品の作用に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。…
人体の働きと医薬品 第72問
医薬品の作用に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
- (1)内服薬は、全て全身作用を示す。
- (2)外用薬には、全身作用を目的としているものはない。
- (3)局所作用を目的とする医薬品により、全身性の副作用が生じることはない。
- (4)一般に、局所作用は、全身作用よりも比較的速やかに反応が現れる。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
【(4) 正しい ―― 局所作用は比較的速やかに現れます】
内服した医薬品が全身作用を現すまでには、消化管からの吸収、代謝と作用部位への分布という過程を経るため、ある程度の時間が必要です。これに対し、局所作用は医薬品の適用部位が作用部位である場合が多いため、反応は比較的速やかに現れます。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。内服薬は全身作用を示すものが多いのですが、
膨潤性下剤や生菌製剤等のように、有効成分が消化管内で作用するものもあり、その場合の作用は局所作用です。「全て」が誤りです。
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(2) 誤り。外用薬の中にも、適用部位から吸収された有効成分が
循環血液中に移行して全身作用を示すことを目的として設計されたものがあります。坐剤や経皮吸収製剤などがその例です。
(3) 誤り。局所作用を目的とする医薬品によって、全身性の副作用が生じることがあります。
反対に、全身作用を目的とする医薬品で、局所的な副作用が生じることもあります。
【見分け方】
「全て」「〜はない」「生じることはない」といった言い切りの選択肢は、例外が一つでもあれば誤りになります。内服でも局所作用(膨潤性下剤、生菌製剤)、外用でも全身作用(坐剤、経皮吸収製剤)、という例外をセットで覚えておくと、すぐに判断できます。
出典:登録販売者試験 令和4年度(北海道 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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