次のうち、小児の疳を適応症とする漢方処方製剤として、正しいものの組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第26問

次のうち、小児の疳を適応症とする漢方処方製剤として、正しいものの組み合わせはどれか。a 桂枝加朮附湯b 香蘇散c 柴胡加竜骨牡蛎湯d 小建中湯

正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(c、d)です。 【c 正しい ―― 柴胡加竜骨牡蛎湯】 小児の疳を適応症とする主な漢方処方製剤としては、柴胡加竜骨牡蛎湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏のほか、小建中湯があります。柴胡加竜骨牡蛎湯は、体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う高血圧の随伴症状、神経症、更年期神経症、小児夜なき、便秘に適すとされます。 【d 正しい ―― 小建中湯】 小建中湯は、体力虚弱で、疲労しやすく腹痛があり、血色がすぐれず、ときに動悸、手足のほてり、冷え、寝汗、鼻血、頻尿及び多尿などを伴うものの小児虚弱体質、疲労倦怠、慢性胃腸炎、腹痛、神経質、小児夜尿症、夜なきに適すとされます。乳幼児に使用される場合には、体格の個人差から体重当たりのグリチルリチン酸の摂取量が多くなることがあるので注意が必要です。
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【a 誤り ―― 桂枝加朮附湯】 桂枝加朮附湯は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの関節痛、神経痛に適すとされる鎮痛の処方です。名前の似た桂枝加竜骨牡蛎湯と取り違えないようにしましょう。 【b 誤り ―― 香蘇散】 香蘇散は、体力虚弱で、神経過敏で気分がすぐれず胃腸の弱いもののかぜの初期、血の道症に適すとされる、かぜの症状緩和に用いられる処方です。 【関連する知識】 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととなっています。

出典:登録販売者試験 令和5年度(北海道 公表問題)出典元ページ

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