内服アレルギー用薬及びその配合成分と使用上の注意の組み合わせについて、正しいものの組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第46問

内服アレルギー用薬及びその配合成分と使用上の注意の組み合わせについて、正しいものの組み合わせはどれか。内服アレルギー用薬及びその配合成分 使用上の注意a ジフェンヒドラミン塩酸塩 ― 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けることb メキタジン ― まれに重篤な副作用として胃潰瘍が起こることがあるc 辛夷清肺湯 ― まれに重篤な副作用として間質性肺炎が現れることがあるd プソイドエフェドリン塩酸塩 ― 低血圧の診断を受けた人は、服用を避けること

正答 (2)
正答は (2)。組み合わせが正しいのは(a)と(c)です。 【(a)正しい ―― ジフェンヒドラミンと授乳】 ジフェンヒドラミン塩酸塩は、乳汁中に移行することが知られており、乳児に昏睡を生じるおそれがあります。そのため添付文書では「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」とされています。抗ヒスタミン成分の中でも、この注意が明記されているのはジフェンヒドラミンです。 【(b)が誤り ―― メキタジンの重篤な副作用は胃潰瘍ではありません】 メキタジンは抗ヒスタミン成分で、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがあります。胃潰瘍は挙げられていません。メキタジンは特徴的な副作用を問われることが多い成分ですので、この三つをそのまま覚えてください。
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【(c)正しい ―― 辛夷清肺湯と間質性肺炎】 辛夷清肺湯は、体力中等度以上で濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴うものの鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)に適すとされる漢方処方製剤です。まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎、腸間膜静脈硬化症を生じることが知られています。  間質性肺炎の初期症状  息切れ、息苦しさ、空咳(痰の出ない咳)、発熱  通常は、医薬品の使用開始から1から2週間程度で起こることが多い  かぜや気管支炎と紛らわしいため、見逃されやすい点に注意 【(d)が誤り ―― プソイドエフェドリンは「高血圧」の人が避けます】 プソイドエフェドリン塩酸塩はアドレナリン作動成分で、交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させ、鼻づまりを改善します。このとき血圧を上昇させる方向に働くため、高血圧の診断を受けた人は服用を避けることとされています。「低血圧」としている点が誤りです。  プソイドエフェドリン塩酸塩について「してはいけないこと」に挙げられているのは、心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害、前立腺肥大による排尿困難  いずれも「相談すること」ではなく「服用しないこと」である点が、  他のアドレナリン作動成分との違いです この成分は、依存性・習慣性がある成分としても注意喚起されています。あわせて覚えておいてください。

出典:登録販売者試験 令和3年度(北海道 公表問題)出典元ページ

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