60歳男性が、アレルギー性鼻炎によるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりの症状があるため、次の成分の一般用医薬品の内服薬を購入する…

主な医薬品とその作用 第44問

60歳男性が、アレルギー性鼻炎によるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりの症状があるため、次の成分の一般用医薬品の内服薬を購入する目的で店舗を訪れた。6錠中:成分 分量d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 6 mgベラドンナ総アルカロイド 0.6 mgフェニレフリン塩酸塩 30 mgこの男性に対する登録販売者の説明について、適切なものの組合せを選べ。a 眠気を促す成分が含まれているため、服用後は、乗物又は機械類の運転操作を避けるように説明した。b 5~6日間使用しても症状の改善が見られない場合には、服用を中止し、医師の診療を受けるよう説明した。c コリン作用(アセチルコリンに類似した作用)を示す成分が含まれているため、排尿困難の症状や緑内障の診断を受けているならば、服用前に治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談するよう説明した。d 下痢を起こしやすい成分が含まれていると説明した。

正答 (1)
正答は (1)。適切なのは(a)と(b)です。 【成分の役割】  d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 …… 抗ヒスタミン成分(眠気を促す)  ベラドンナ総アルカロイド …… 抗コリン成分(鼻汁分泌やくしゃみを抑える)  フェニレフリン塩酸塩 …… アドレナリン作動成分(鼻粘膜の充血や腫れを和らげる) 【(a)適切】 抗ヒスタミン成分によって眠気が促されるため、服用後は乗物又は機械類の運転操作を避けます。 【(b)適切】 アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)は一時的な症状の緩和に用いるもので、長期の連用は避け、5~6日間使用しても症状の改善がみられない場合には、医師の診療を受けるなどの対応が必要です。
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【(c)が不適切】 本剤に含まれるのは、コリン作用ではなく「抗コリン作用」を示す成分です。抗コリン作用により排尿困難や緑内障が悪化するおそれがあるため、相談が必要という点は正しいですが、作用の説明が誤りです。 【(d)が不適切】 抗コリン成分の副作用として現れやすいのは便秘で、下痢ではありません。

出典:登録販売者試験 令和6年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ

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