セフジニルには不斉炭素があり、旋光性を示すので、旋光度測定で確認することができる。日本薬局方セフジニル(C14H13N5…
薬学実践問題(物理) 第203問
セフジニルには不斉炭素があり、旋光性を示すので、旋光度測定で確認することができる。日本薬局方セフジニル(C14H13N5O5S2:₃₉₅.₄₁)の旋光度の項には、以下のように記されている。[a]D:-₅₈~-₆₆°(₀.₂₅ g、pH ₇.₀ の₀.₁ mol/L リン酸塩緩衝液、₂₅ mL、₁₀₀ mm).以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)日本薬局方では、旋光度の測定には、通例、光源として重水素放電管が用いられる。
- (2)セフジニルは右旋性である。
- (3)試料中に前問の併用注意薬物が共存する場合でも、セフジニル自体の比旋光度は変わらない。
- (4)この条件下で測定した場合、日本薬局方セフジニルの旋光度の範囲は、-₀.₅₈~-₀.₆₆°である。
- (5)層長₂₀₀ mm の測定管を用いると、測定されるセフジニルの旋光度の値は₁/₂になる。問204−207 ₅₀ 歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。喫煙歴₃₀ 年(₁ 日₄₀ 本)。かかりつけ薬剤師に患者から電話相談があり、「昨日、晴天の中ゴルフに出かけたところ、衣服から露出した部分が赤く日焼けのようになった」と相談があった。薬剤師が薬剤服用歴を確認したところ、光線過敏症の可能性が疑われたので、皮膚科受診を勧めた。₄ 月₂₀ 日 処方内容(内科)テモカプリル塩酸塩錠₄ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)ヒドロクロロチアジド錠₁₂.₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₂₈ 日分ゾルピデム酒石酸塩錠₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 就寝直前 ₂₈ 日分モサプリドクエン酸塩錠₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₃ 錠)₁ 日₃ 回 朝昼夕食後 ₂₈ 日分ケトプロフェンテープ₂₀ mg₁ 回₂ 枚(₁ 日₂ 枚)₁ 日₁ 回 朝 腕・腰に貼付 ₇ 日分
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「試料中に前問の併用注意薬物が共存する場合でも、セフジニル自体の比旋光度は変わらない。」と「この条件下で測定した場合、日本薬局方セフジニルの旋光度の範囲は、-₀.₅₈~-₀.₆₆°である。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第107回 薬剤師国家試験 問203(厚生労働省 公表)
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