ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染と薬害エイズに関する以下の問いに答えよ。…
薬学理論問題(衛生) 第121問
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染と薬害エイズに関する以下の問いに答えよ。図1 は、国内のHIV 感染者及びAIDS 患者の年間新規報告数の推移を示したものであり、図2 は、2021 年における国内のHIV 感染者の新規報告の感染経路別内訳である。HIV 感染者の発生動向に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。₄₁ 人 経路ウ A B年 ₁₉₁₉₉₉₉₅₂₀₂₁ 図1 HIV 感染者及びAIDS 患者の年間新規報告数の推移図2 2021 年におけるHIV 感染者の令和₃ ()年 エイズ発生動向年報(厚生労働省エイズ動向委員会)を基に作成新規報告の感染経路別内訳令和₃ ()年 エイズ発生動向年報(厚生労働省エイズ動向委員会)を基に作成
- (1)図1 のAはHIV 感染者で、BはAIDS 患者を表している。
- (2)2021 年におけるHIV 感染者とAIDS 患者を合わせた新規報告数に占めるAIDS 患者の割合は、約80%と高い水準である。
- (3)HIV 感染者年間新規報告数は、男性よりも女性の方が多い。
- (4)図2 の経路アは、母子感染によるものである。
- (5)図2 の経路イは、同性間の性的接触によるものである。
正答 (1)(5)
正答は (1)と(5)。新規報告数が多いAが HIV 感染者、少ないBが AIDS 患者で、7割を占める経路イは同性間の性的接触です。
図1では、Aはどの年もBより多く推移しています。毎年の新規報告では、エイズを発症する前に見つかる HIV 感染者の方が多いので、Aが HIV 感染者、Bが AIDS 患者です。日本の HIV 感染者の感染経路は、同性間の性的接触が最も多く、次が異性間の性的接触です。図2のイ(531人、71.6%)が同性間、ア(91人、12.3%)が異性間にあたります。
【ほかの選択肢】
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(2) 2021年はAが約740人、Bが約310人。AIDS 患者の割合は約310÷約1,050で約30%。80%ではない 誤り
(3) 新規報告の大部分は男性で、女性は少ない 誤り
(4) アは異性間の性的接触。母子感染はごくわずか(図2のウの1人にあたる) 誤り
出典:第109回 薬剤師国家試験 問121(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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