特性インピーダンスが50〔Ω〕の無損失給電線の負荷として75〔Ω〕の純抵抗を接続したとき、線路上の電圧反射係数、電圧定在…

無線工学 無線工学 A-19

特性インピーダンスが50〔Ω〕の無損失給電線の負荷として75〔Ω〕の純抵抗を接続したとき、線路上の電圧反射係数、電圧定在波比(VSWR)及びリターンロス〔dB〕の値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、送信機と給電線は、整合しているものとし、log₁₀2 = 0.3 とする。

第一級アマチュア無線技士 2025年(令和7年)11月期 無線工学 A-19の図
正答 (1)
正答は (1)。 【計算】 電圧反射係数 Γ は、負荷 ZL=75〔Ω〕、特性インピーダンス Z0=50〔Ω〕として Γ=(ZL-Z0)/(ZL+Z0)=(75-50)/(75+50)=25/125=0.2 電圧定在波比はVSWR=(1+Γ)/(1-Γ)=1.2/0.8=1.5 (純抵抗の負荷なら ZL/Z0=75/50=1.5 でも求められます) リターンロスはRL=-20log₁₀Γ=20log₁₀(1/0.2)=20log₁₀5
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log₁₀5=log₁₀(10/2)=1-0.3=0.7 なので RL=20×0.7=14〔dB〕 【誤りの選択肢】 (2) リターンロスは 16〔dB〕ではなく 14〔dB〕です (3) Γ=0.2 なら VSWR は 2.0 ではなく 1.5 です (4)・(5) 反射係数は 0.5 ではありません。Γ=0.5 は負荷が 150〔Ω〕か約 16.7〔Ω〕のときの値です 【ポイント】 リターンロスは、入射波の電力に対する反射波の電力の比をデシベルで表したものです。値が大きいほど反射が少なく、整合が良いことを示します。

出典:2025年(令和7年)11月期 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-19(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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