次の記述は、図に示す送信機の終段電力増幅器に用いるπ 形結合回路の調整方法について述べたものである。[  ]内に入れるべ…

無線工学 無線工学 A-11

次の記述は、図に示す送信機の終段電力増幅器に用いるπ 形結合回路の調整方法について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の[  ]内には同じ字句が入るものとする。(1) 可変コンデンサ[A]の静電容量を最大値に設定した後、終段電力増幅器の直流電流計A1 の指示が[B]となるように、他方の可変コンデンサの静電容量を調整する。(2) 次に、[A]の静電容量を少し減少させると、アンテナ電流を示す高周波電流計A2の指示値が[C]し、終段電力増幅器のプレート電流が[D]するので、再度他方の可変コンデンサを調整して、直流電流計A1 の指示が[B]となる点を求める。(3) (2)の操作を繰り返し行い、高周波電流計A2の指示値が所要の値となるように調整する。

第一級アマチュア無線技士 2026年(令和8年)8月期(臨時) 無線工学 A-11の図
正答 (5)
正答は (5)。 【結論】 図の π 形結合回路では、電力増幅器側の C1 が同調(共振)用、アンテナ側の C2 が負荷結合の調整用です。  A はじめに C2 を最大にして、結合を最も疎(アンテナへ送り出す電力が小さい状態)にします  B その状態で C1 を調整し、直流電流計 A1(プレート電流)の指示が最小になる点(ディップ点)を求めます。最小の点が同調点です  C 次に C2 を少し減らすと結合が密になり、アンテナへ送り出す電力が増えるので、高周波電流計 A2 の指示が増加します
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 D 同時に、終段の負荷が重くなるので、プレート電流も増加します そこで再び C1 でディップ点を取り直し、これを繰り返して A2 を所要の値にします。 【誤りの選択肢】 (1) (2) (3) 最初に最大にするのは負荷側の C2 です。C1 は同調点を取るために動かします (1) (4) 同調点では A1 は最大ではなく最小を示します 【覚え方】 「C1 で同調(ディップ)、C2 で負荷(結合)」です。

出典:2026年(令和8年)8月期(臨時) 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-11(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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