AM(A3E)送信機の出力端子において、変調をかけないときの搬送波電圧の振幅値(最大値)が80〔V〕であった。単一の正弦…
無線工学 無線工学 A-12
AM(A3E)送信機の出力端子において、変調をかけないときの搬送波電圧の振幅値(最大値)が80〔V〕であった。単一の正弦波信号で変調をかけたとき、変調波電圧の実効値が60〔V〕になったとすると、この変調波の変調度の値として最も近いものを下の番号から選べ。
- (1)35〔%〕
- (2)50〔%〕
- (3)65〔%〕
- (4)80〔%〕
- (5)95〔%〕
正答 (2)
正答は (2)。
【結論】
搬送波の振幅を Ec〔V〕、変調度を m とすると、単一の正弦波で変調した AM 波の実効値 E は
E = (Ec/√2) × √(1 + m²/2)
で表されます。無変調の搬送波の実効値は 80/√2〔V〕です。両辺を2乗して代入します。
60² = (80²/2) × (1 + m²/2)
3,600 = 3,200 × (1 + m²/2)
1 + m²/2 = 1.125
m² = 0.25
m = 0.5
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変調度は 50% です。
【誤りの選択肢】
(1) (3) (4) (5) 式に合いません。たとえば m=0.8 なら、実効値は約56.6×√1.32≒65V になります
【関連する知識】
AM 波の電力は、搬送波電力の(1+m²/2)倍です。実効値はその平方根の倍率になります。m=1(100%変調)でも電力は1.5倍、実効値は約1.22倍です。
出典:2026年(令和8年)8月期(臨時) 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-12(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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