図に示すSSB(J3E)用スーパヘテロダイン受信機において、受信周波数fR が3,600〔kHz〕で下側波帯(LSB)の…
無線工学 無線工学 A-13
図に示すSSB(J3E)用スーパヘテロダイン受信機において、受信周波数fR が3,600〔kHz〕で下側波帯(LSB)のSSB 電波を受信するとき、第1 局部発振周波数 fL1 及び復調用の第2 局部発振周波数 fL2 の値として、正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、中間周波数 fI は455〔kHz〕、スピーカからの出力信号の周波数は1.5〔kHz〕とする。
- (1)fL1: 4,056.5〔kHz〕 fL2: 456.5〔kHz〕
- (2)fL1: 4,055.0〔kHz〕 fL2: 453.5〔kHz〕
- (3)fL1: 3,145.0〔kHz〕 fL2: 453.5〔kHz〕
- (4)fL1: 3,143.5〔kHz〕 fL2: 456.5〔kHz〕
正答 (2)
正答は (2)。
【結論】
受信周波数fR = 3,600〔kHz〕を、受信する LSB の信号成分の周波数として考えます。
第1局部発振周波数:中間周波数は fI = fL1 - fR = 455〔kHz〕となるように選ぶと、
fL1 = 3,600+455 = 4,055.0〔kHz〕
第2局部発振周波数:LSB は搬送波より低い側の側波帯なので、1.5〔kHz〕の音声を表す信号成分(3,600〔kHz〕)に対して、抑圧された搬送波は 1.5〔kHz〕高い 3,601.5〔kHz〕にあたります。第1局部発振で変換すると、
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信号成分 4,055.0-3,600 = 455.0〔kHz〕
搬送波の位置 4,055.0-3,601.5 = 453.5〔kHz〕
復調では、第2局部発振器で搬送波の位置の周波数を加えるので fL2 = 453.5〔kHz〕です。検波の出力は 455.0-453.5 = 1.5〔kHz〕になり、スピーカの出力と合います。
したがって (2) です。
【ほかの選択肢】
(1) fL1 = 4,056.5〔kHz〕では、信号成分が 456.5〔kHz〕になり中間周波数 455〔kHz〕と合いません 誤り
(3) fL1 = 3,145.0〔kHz〕(下側へテロダイン)では、信号は 455〔kHz〕になりますが搬送波の位置は 456.5〔kHz〕です。453.5〔kHz〕を加えると側波帯が逆さまになり、正しく復調できません 誤り
(4) fL1 = 3,143.5〔kHz〕では、信号成分が 456.5〔kHz〕になり、中間周波数と合いません 誤り
出典:2025年(令和7年)11月期 第二級アマチュア無線技士 無線工学 A-13(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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