火工所に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
火薬類の取扱い 第18問
火工所に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。ただし、別途、火薬類取扱所が設けられているものとする。
- (1)火工所には、定員を定め、定員内の作業者又は特に必要がある者のほかは立ち入らせない。
- (2)火工所の周囲には、適当な柵を設け「立入禁止」、「火気厳禁」と書いた警戒札を掲示する。
- (3)火工所には、爆発又は燃焼しにくい物であっても、内部での作業に必要のないものを仮置きしない。
- (4)発破終了後に残った親ダイの薬包から雷管を取り外す作業は、火工所では行わず、火薬類取扱所内で行う。
- (5)盗難及び火災を防止する等の構造や措置がとられていない場合に、火工所に火薬類を存置するときは、見張人を常時配置する等の盗難及び火災を防止するための措置を講じる。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でない記述です。
発破終了後に残った親ダイの薬包から雷管を取り外す作業は、火工所で行います。火薬類取扱所ではありません。
【火工所で行う作業】
薬包に雷管を取り付ける(親ダイを作る)
親ダイから雷管を取り外す
これらを取り付けた薬包を取り扱う
雷管が付いた状態のものを扱う場所が火工所です。取り付けるのも取り外すのも、同じ危険を伴います。
【火薬類取扱所では扱えない】
取扱所は、雷管の付いていない火薬類を管理する場所
雷管が付いたものを持ち込めば、その場所が火工所と同じ危険を帯びます。役割を分けている意味がなくなります。
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【残った親ダイの返送先】
増しダイ(雷管なし) → 火薬類取扱所へ
親ダイ(雷管あり) → 火工所へ
作った場所へ戻すのが筋です。
【ほかの選択肢】
(1) 火工所には定員を定め、定員内の作業者又は特に必要がある者の
ほかは立ち入らせない 適切
(2) 火工所の周囲には適当な柵を設け、「立入禁止」「火気厳禁」と
書いた警戒札を掲示する 適切
(3) 火工所には、爆発又は燃焼しにくい物であっても、内部での作業に
必要のないものを仮置きしない 適切
(5) 盗難及び火災を防止する構造や措置がとられていない場合に
火薬類を存置するときは、見張人を常時配置する適切
【(3)の「燃焼しにくい物であっても」】
燃えないものなら置いてよい、ではない
物が増えれば、火薬類の管理が難しくなり、倒れて衝撃を与えるおそれも出ます。作業に必要のないものは、何であれ置かないのが原則です。
火薬庫に「火薬類以外の物を置かない」のと同じ考え方です。
【定員を定めるわけ】
人が多ければ、互いにぶつかり、注意も散る
必要な人数だけが、限られた作業を行います。
【見張人を常時配置】
昼夜を問わず
火薬類がそこにある限り、見張ります。ただし、盗難及び火災を防ぎ得る構造の建物があれば、常時配置は求められません。建物で守るか、人で守るかという関係です。
出典:発破技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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