火薬庫における火薬類の貯蔵上の取扱いに関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは次のうちどれか。…
火薬類の取扱い 第18問
火薬庫における火薬類の貯蔵上の取扱いに関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは次のうちどれか。A 火薬類を収納した容器がダンボール箱だったので、火薬庫の換気を良くし、鉄板を敷いて平積みにした。B 火薬類を収納した容器を、火薬庫内の内壁から15cm離して積んだ。C 火薬庫内に、火薬類を収納した容器を搬出入装置を使用して、高さ2mに積んだ。D 火薬庫入口で、専用の靴には履き替え、火薬庫内に立ち入った。
- (1)A,B
- (2)A,C
- (3)A,D
- (4)B,C
- (5)C,D
正答 (5)
正答は (5)。C,D が適切な記述です。
【適切なもの】
C 火薬庫内に、火薬類を収納した容器を搬出入装置を使用して、
高さ2mに積んだ
D 火薬庫入口で、専用の靴に履き替え、火薬庫内に立ち入った
【適切でないもの】
A ダンボール箱は、枕木を置いて平積みにする
→ 「鉄板を敷いて」は誤り
B 容器は、火薬庫内の内壁から30cm離して積む
→ 「15cm」は誤り
【Aが誤りなわけ】
火薬庫内には、鉄類を持ち込まない
鉄が擦れれば、火花が出かねません。床から浮かせて湿気を避けるという目的なら、木の枕木を使います。
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枕木を置く → 床から浮かせて湿気を避ける → 適切
鉄板を敷く → 火花の危険 → 不適切
目的は正しいが、手段が誤っているという形です。
【Bの30cm】
壁からの結露を避け、空気を通す
壁にぴたりと付ければ、そこだけ湿気がこもります。また、点検のときに四方から見られるようにする意味もあります。
【Cの積み上げの高さ】
搬出入装置を使用する場合 → 2m以下
使用しない場合 → 1.8m以下
人の手で積み下ろしするなら、手の届く高さに限られます。装置を使えば、もう少し高く積めます。
【Dの履き替え】
靴底には、砂や小石、金属片が付いている
それが床で擦れれば、火花が出かねません。土足で立ち入ってはならないという決まりです。静電安全靴であっても、履き替えます。
【AとDに共通すること】
火花の元を持ち込まない
鉄板も、靴底の小石も、同じ危険です。火薬庫の決まりの多くは、火の気と衝撃を遠ざけることに向いています。
【火薬庫に置けるもの】
火薬類のみ
工具も資材もスコップも置けません。余計な物を入れないことが、最も確実な備えです。
出典:発破技士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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