炭素30㎏が空気比1.3で、完全燃焼したときの実際空気量の値に最も近いものは、(1)~(5)のうちどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第27問
炭素30㎏が空気比1.3で、完全燃焼したときの実際空気量の値に最も近いものは、(1)~(5)のうちどれか。なお、炭素の原子量は12とし、空気の体積(㎥)は標準状態(0℃、101.325kPa)に換算した値とする。
- (1)236㎥
- (2)285㎥
- (3)347㎥
- (4)419㎥
- (5)508㎥
正答 (3)
正答は (3)。約347㎥です。
炭素が燃える反応は、炭素1kmolに対して酸素1kmolです。この関係から必要な酸素量を出し、空気に直してから空気比を掛けます。
【炭素の物質量】
30㎏ ÷ 12 = 2.5kmol
【必要な酸素の量】
C + O₂ → CO₂ なので、酸素も 2.5kmol
2.5 × 22.4 = 56.0㎥
【理論空気量】
空気中の酸素は21%なので56.0 ÷ 0.21 ≒ 266.7㎥
【実際空気量】
266.7 × 1.3 ≒ 347㎥
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【1kmolが22.4㎥になるわけ】
標準状態(0℃、101.325kPa)では、どの気体も1kmolが22.4㎥を占める
気体の種類によらないので、物質量さえ分かれば体積が出ます。
【空気比を掛けるわけ】
理論どおりの量では、燃料と空気が完全には出会えない
少し多めに送るための割り増しが空気比です。1.3なら3割増しになります。
【見当】
空気比を掛ける前の理論空気量は約267㎥。実際空気量はそれより多くなる
出典:一級ボイラー技士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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