油だきボイラーの燃焼室が具備すべき要件に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第23問
油だきボイラーの燃焼室が具備すべき要件に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)燃焼室は、バーナの火炎が伝熱面や炉壁を直射し、伝熱効果を高める構造であること。
- (2)燃焼室は、バーナタイルを設けるなど、着火を容易にする構造であること。
- (3)燃焼室に使用する耐火材は、予定の燃焼温度に耐え、長期間使用しても焼損、スラグの溶着などの障害が生じないものであること。
- (4)燃焼室の炉壁は、空気や燃焼ガスの漏入、漏出がなく、放射熱損失の少ない構造であること。
- (5)燃焼室は、燃料と燃焼用空気との混合が有効に、かつ、急速に行われる構造であること。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。
燃焼室は、バーナの火炎が伝熱面や炉壁を直射しない構造でなければなりません。直射させて伝熱効果を高める、というのは逆です。
火炎が直接当たったところは、局部的に高温になります。水管なら過熱して膨出し、炉壁なら耐火材が焼損します。火炎は燃焼室の中で十分に燃え切らせ、熱は放射と対流で受け取る。これが基本の形です。
【燃焼室が備えるべき要件】
火炎が伝熱面や炉壁を直射しない構造であること
バーナタイルを設けるなど、着火を容易にする構造であること
燃料と燃焼用空気との混合が有効に、かつ急速に行われる構造であること
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使用する耐火材は、予定の燃焼温度に耐え、長期間使用しても焼損やスラグの溶着などの障害が生じないものであること
炉壁は、空気や燃焼ガスの漏入・漏出がなく、放射熱損失の少ない構造であること
【バーナタイルの役目】
高温に焼けて、火炎の根元を安定させる
着火してすぐの燃料は、まだ温度が足りません。まわりの焼けたタイルから熱をもらうことで、火が消えずに続きます。
【漏入・漏出を防ぐわけ】
漏れ込む空気は余計な空気比になり、漏れ出すガスは熱をそのまま捨てる
出典:一級ボイラー技士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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