液体燃料に関する記述のうち、適切なものは次のうちどれか。…

燃料及び燃焼に関する知識 第21問

液体燃料に関する記述のうち、適切なものは次のうちどれか。

正答 (5)
正答は (5)。これが適切です。 燃料の密度は、粘度、引火点、炭素・水素比、残留炭素分、硫黄分、窒素分と互いに関連しています。特殊なものを除き、密度が大きいものほど難燃性です。 密度が大きいということは、重い成分(分子の大きい炭化水素)を多く含むということです。重い成分は粘りが強く、気化しにくく、燃え残りも多くなります。 【(1) 適切でない】 二つとも逆です。密度が大きいものほど動粘度は大きく、単位質量当たりの発熱量は小さくなります。 【(2) 適切でない】 ある体積の試料の質量と、それと同体積の水の質量との比は「比重」です。「質量比」ではありません。
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【(3) 適切でない】 C/H比が大きい重油ほど、すすを生じやすくなります。炭素の割合が多いということなので、燃え残れば炭素がそのまま残ります。 【(4) 適切でない】 密度の小さい燃料油ほど引火点が低い、という前半は正しいのですが、重油の実際の引火点は250℃ではなく100℃前後です。 【発熱量が密度と逆に動くわけ】 燃やして熱を出すのは、炭素より水素のほう 水素は軽い元素です。水素の割合が多い(=密度の小さい)燃料ほど、同じ質量でより多くの熱を出します。C/H比が小さいほど発熱量が大きく、すすも出にくい。すべて同じ話の裏表です。

出典:一級ボイラー技士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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