液体燃料の供給装置に関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。…

燃料及び燃焼に関する知識 第25問

液体燃料の供給装置に関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。A 移送ポンプは、燃料油をバーナから噴射するときに必要な圧力まで昇圧して供給するもので、ギアポンプ又はスクリューポンプが多く用いられる。B 吐出し側ストレーナは、噴燃ポンプの吐出し側に設けられ、流量計、調節弁、遮断弁の目詰まりなどを防ぐ。C 噴燃ポンプには、吐出し圧力の低下を防止するため、吐出し側と吸込み側の間に逃がし弁が設けられる。D 霧化媒体差圧調節弁は、油滴を微粒化する霧化媒体の圧力を調節するためのもので、燃料と霧化媒体との圧力差を一定にするのが一般的である。

正答 (5)
正答は (5)。B,Dが適切です。 【A 適切でない】 バーナから噴射するときに必要な圧力まで昇圧するのは、噴燃ポンプ(バーナ用の油ポンプ)です。移送ポンプではありません。 移送ポンプは、貯蔵タンクからサービスタンクへ油を運ぶポンプです。運ぶだけなので、高い圧力は要りません。 【C 適切でない】 噴燃ポンプの逃がし弁は、吐出し圧力の上昇を防ぐために設けます。低下ではありません。 歯車式のポンプは、出口をふさがれても回り続けて圧力を上げてしまいます。上がりすぎた分を吸込み側へ逃がして、配管やポンプを守ります。
解説の続きをみる続きを閉じる
【B 適切】 吐出し側ストレーナは、噴燃ポンプの吐出し側に設けられ、流量計、調節弁、遮断弁の目詰まりなどを防ぎます。 【D 適切】 霧化媒体差圧調節弁は、油滴を微粒化する霧化媒体の圧力を調節するもので、燃料と霧化媒体との圧力差を一定にするのが一般的です。 【圧力差を一定にするわけ】 霧のでき方は、油の圧力と霧化媒体の圧力の差で決まる 負荷が変わって油の圧力が動いても、差が同じなら霧の粒の大きさは変わりません。燃焼を安定させるための工夫です。

出典:一級ボイラー技士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「燃料及び燃焼に関する知識」のほかの問題

  1. 2024年上半期(2024年10月公表) 第25問重油バーナに関し、次のうち適切でないものはどれか。
  2. 2024年下半期(2025年4月公表) 第23問ボイラー用気体燃料に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
  3. 2025年上半期(2025年10月公表) 第21問液体燃料に関する記述のうち、適切なものは次のうちどれか。
  4. 2025年上半期(2025年10月公表) 第29問ボイラーの排ガス中のNOₓを低減する燃焼方法に関する記述のうち、適切でないものは次のうち
  5. 2023年上半期(2023年10月公表) 第27問回転式油バーナ(ロータリバーナ)に関し、次のうち適切でないものはどれか。
  6. 2023年下半期(2024年4月公表) 第25問回転式油バーナ(ロータリバーナ)に関し、次のうち適切でないものはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク