熱及び蒸気に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。…

ボイラーの構造に関する知識 第1問

熱及び蒸気に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。

正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。 過熱度は、割り算ではなく引き算で求めます。過熱蒸気の温度から、同じ圧力の飽和蒸気の温度を引いた値が過熱度です。 たとえば1MPaの飽和温度がおよそ180℃で、過熱蒸気が300℃なら、過熱度は120℃。単位が℃(温度差)になることからも、差であることが分かります。割った値なら単位のない数になってしまいます。 【熱と蒸気の要点】 蒸発熱  圧力が高くなるほど小さくなり、臨界圧力でゼロになる 比体積  飽和蒸気の比体積は、圧力が高くなるほど小さくなる
解説の続きをみる続きを閉じる
過熱度  過熱蒸気の温度 − 同じ圧力の飽和蒸気の温度 比エンタルピ h=u+Pv(比内部エネルギー+圧力×比体積) 熱伝達  固体壁の表面と、それに接する流体との間の熱移動。      沸騰や凝縮のように相変化を伴う場合、熱伝達率は極めて大きい 【臨界圧力で蒸発熱がゼロになるわけ】 そこでは水と蒸気の区別がつかなくなる 圧力を上げていくと水は膨らみ、蒸気は縮みます。両者の性質が近づくほど、水を蒸気に変えるのに要る熱は小さくなり、臨界点で重なってゼロになります。 【相変化の熱伝達率が大きいわけ】 沸騰する泡や凝縮する液膜が、壁の近くの流れをかき乱す ただ温まるだけの流れより、はるかに速く熱が移ります。

出典:一級ボイラー技士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「ボイラーの構造に関する知識」のほかの問題

  1. 2023年上半期(2023年10月公表) 第1問強制循環式水管ボイラーの原理的な系統を示す次の図において、[  ]内に入れるAからCまで
  2. 2023年上半期(2023年10月公表) 第9問温度検出器に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれ
  3. 2023年下半期(2024年4月公表) 第7問過熱器に関し、次のうち適切でないものはどれか。
  4. 2024年上半期(2024年10月公表) 第5問ボイラー各部の構造及び強さに関し、次のうち適切でないものはどれか。
  5. 2024年下半期(2025年4月公表) 第3問炉筒煙管ボイラーに関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次
  6. 2025年上半期(2025年10月公表) 第1問伝熱に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク