ボイラー水の吹出しについて、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラーの取扱いに関する知識 第17問
ボイラー水の吹出しについて、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)炉筒煙管ボイラーの吹出しは、最大負荷よりやや低いときに行う。
- (2)鋳鉄製蒸気ボイラーの吹出しは、燃焼をしばらく停止してボイラー水の一部を入れ替えるときに行う。
- (3)水冷壁の吹出しは、いかなる場合でも運転中に行ってはならない。
- (4)吹出しを行っている間は、他の作業を行ってはならない。
- (5)直列に設けられている2個の吹出し弁を閉じるときは、漸開弁を先に閉じ、次に急開弁を閉じる。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。
炉筒煙管ボイラーの吹出しは、最大負荷よりやや低いときではなく、ボイラーを運転する前、運転を停止したとき、または負荷が軽いときに行います。
吹出しは、底にたまったスラッジを押し流す作業です。水がよく動いている運転中に行っても、スラッジは舞い上がっていて、底にたまっていません。火を止めて沈んだところを狙って抜くのが理にかなっています。
また、運転中は水位が下がる危険もあります。
【吹出しの要点】
時期 運転前、運転停止後、または負荷の軽いときに行う
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鋳鉄製蒸気ボイラー 燃焼をしばらく停止して、ボイラー水の一部を
入れ替えるときに行う
水冷壁 いかなる場合でも、運転中に行ってはならない
専念 吹出しを行っている間は、他の作業を行ってはならない
2個の弁 閉じるときは、漸開弁を先に閉じ、次に急開弁を閉じる
【他の作業をしてはいけないわけ】
目を離しているあいだに、水位が下がる
吹出し弁を開けたまま離れて、低水位事故になった例があります。
【水冷壁の吹出しを禁じるわけ】
水管の中の流れが乱れ、管が焼ける
水冷壁は火炎に直接さらされています。一瞬でも流れが乱れれば損傷します。
【急開弁をボイラーに近い側に置くわけ】
開けるときは急開弁を先、閉めるときは漸開弁を先
流量を加減するのは漸開弁の役目で、急開弁は開くか閉じるかだけです。漸開弁を締めてから急開弁を閉じれば、急開弁に負担がかかりません。
出典:二級ボイラー技士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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