ボイラーの機械的清浄作業及び化学洗浄作業における危害防止の措置に関し、AからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げ…

ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 第4問

ボイラーの機械的清浄作業及び化学洗浄作業における危害防止の措置に関し、AからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A 昇降に使用する仮設はしごは、その上部を堅く縛って固定したり、下端に滑り止めを設ける。B 他のボイラーの吹出し管や安全弁からの突然の吹出しによる危険がないか確認する。C 酸洗浄では、主に硫黄や塩素を含む有毒ガスが発生するので、このガスを安全な場所へ放出するためのガス放出管を設ける。D 灰出し作業では、高所の熱灰をあらかじめ落としておくとともに、余熱が少なくなってから熱灰に適宜注水を行う。

正答 (3)
正答は (3)。A,B,Dが適切です。 【C 適切でない】 酸洗浄で発生する主なガスは水素です。硫黄や塩素を含む有毒ガスではありません。酸が鉄を溶かすときに出ます。 水素は軽いので胴のいちばん高いところに溜まります。ガス放出管を胴の上部の開口部に設けるのは、そのためです。燃える範囲が広く、わずかな火花でも着火するので、洗浄中は火気を近づけません。 【A 適切】 昇降に使う仮設はしごは、上部を堅く縛って固定し、下端に滑り止めを設けます。 【B 適切】 他のボイラーの吹出し管や安全弁からの突然の吹出しによる危険がないか確認します。整備する側は止まっていても、隣は動いています。
解説の続きをみる続きを閉じる
【D 適切】 灰出し作業では、高所の熱灰をあらかじめ落としておき、余熱が少なくなってから熱灰に適宜注水を行います。 【高所の熱灰を先に落とすわけ】 作業中に崩れて落ちてくれば、熱いまま人にかかる 【余熱が少なくなってから注水するわけ】 熱い灰に水をかけると、一気に水蒸気になって吹き上がる 水は蒸気になると体積が千倍以上に膨らみます。熱灰と水が出会う場所には、必ずこの危険がついてまわります。

出典:ボイラー整備士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識」のほかの問題

  1. 2023年下半期(2024年4月公表) 第4問ボイラーの機械的清浄作業及び化学洗浄作業における危害防止の措置に関し、AからDまでの記述
  2. 2024年上半期(2024年10月公表) 第2問ボイラーのドラムの内側並びに煙管及び水管の水側の清浄作業に関し、次のうち適切でないものは
  3. 2024年上半期(2024年10月公表) 第10問燃料遮断弁に使用される電磁弁の点検及び整備に関して、次のうち適切でないものはどれか。
  4. 2024年下半期(2025年4月公表) 第8問ブルドン管圧力計の点検及び整備の要領に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
  5. 2025年上半期(2025年10月公表) 第6問ボイラーの酸洗浄に使用する洗浄助剤に関する、次の文中の[  ]内に入れるAからCまでの語
  6. 2025年下半期(2026年4月公表) 第4問ボイラーの性能検査時に行う水圧試験(準備、試験、後処理)に関するAからEまでの記述につい

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク