鋳鉄製ボイラーに関し、次のうち適切でないものはどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識 第21問
鋳鉄製ボイラーに関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)鋼製ボイラーに比べ、強度は弱いが、腐食には強い。
- (2)燃焼室の周囲を水冷壁構造とした加圧燃焼方式のドライボトム形が、広く使用されている。
- (3)各セクションは、上部と下部両側においてニップルで接続して、一体化されている。
- (4)セクション壁面に多数のスタッドを取り付け、燃焼ガスが壁面間を直上して熱接触することにより、高い伝熱面負荷を得る構造になっている。
- (5)温水ボイラーの場合は、温水温度は120℃までに限られる。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でありません。
広く使用されているのは、ウェットボトム形です。ドライボトム形ではありません。
ウェットボトム形は、燃焼室の底面まで水で囲んだ構造です。熱を受ける面を水で冷やせるので、燃焼室のまわりを守りやすくなります。
【鋳鉄製ボイラーの特徴】
強度 鋼製ボイラーに比べ強度は弱いが、腐食には強い
構造 各セクションを上部と下部両側においてニップルで接続し、一体化する
伝熱面 セクション壁面に多数のスタッドを取り付け、燃焼ガスが壁面間を
直上して熱接触することにより、高い伝熱面負荷を得る
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温水 温水ボイラーの場合、温水温度は120℃までに限られる
【腐食に強いわけ】
鋳鉄は、表面にできる層が内部を守る
そのかわり、もろくて急な温度変化に弱い。強いところと弱いところがはっきり分かれた材料です。
【セクション構造の利点】
分割して運び込み、現場で組み立てられる
据付け場所へ入れるのに、大きな開口が要りません。あとからセクションを足して能力を増やすこともできます。
【120℃までに限られるわけ】
それを超える温水ボイラーには、別の構造と安全装置が求められる
出典:ボイラー整備士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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