密閉状態や通風が不十分な状態のタンク内作業における酸素欠乏症の防止対策として、適切でないものは次のうちどれか。…
溶接作業の安全に関する知識 第34問
密閉状態や通風が不十分な状態のタンク内作業における酸素欠乏症の防止対策として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)酸素欠乏危険作業について特別教育を受けた者を作業に就かせる。
- (2)避難用具を準備する。
- (3)防毒マスクを使用する。
- (4)監視人を配置する。
- (5)タンク内の酸素濃度を18%以上に保つように換気する。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
防毒マスクは、酸素欠乏には役に立ちません。
防毒マスクは、空気中の有害なガスを吸収缶で取り除く道具です。もとの空気に酸素がなければ、こしても酸素は増えません。
【ほかの選択肢】
(1) 酸素欠乏危険作業について特別教育を受けた者を作業に就かせる 正しい
(2) 避難用具を準備する 正しい
(4) 監視人を配置する 正しい
(5) タンク内の酸素濃度を18%以上に保つように換気する 正しい
【酸素欠乏の場所で使えるもの】
送気マスク
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空気呼吸器
酸素呼吸器
外から空気を送るか、背負った空気を吸うかのどちらかです。防じんマスクも、粒をこすだけなので使えません。
【18%という数字】
空気中の酸素は、ふつう約21%
18%未満になった状態を酸素欠乏という
【酸素濃度と体への影響】
18% 安全の下限
16% 頭痛、吐き気
12% めまい、筋力低下
10% 顔面蒼白、意識不明
6% 一呼吸で昏倒、死亡
数%下がるだけで急に危なくなります。「少し息苦しい」ですまないのが酸素欠乏です。
【事業者が行うこと】
その日の作業開始前に、酸素濃度を測定する
作業中は、酸素濃度を18%以上に保つよう換気する
酸素欠乏危険作業主任者を選任する
作業者に特別教育を行う
監視人を置く
空気呼吸器等と避難用具を備える
【監視人と避難用具が要るわけ】
倒れた人は、自分で助けを呼べない
助けに入った人が続けて倒れる二次災害が、この災害の典型です。
出典:普通ボイラー溶接士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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