アーク溶接作業における災害防止に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、(1)~(5)のうち…
溶接作業の安全に関する知識 第33問
アーク溶接作業における災害防止に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。A 溶接機外箱及び溶接する品物は、確実に接地(アース)する。B しゃ光保護具のほか溶接作業時以外にも着用する保護眼鏡は、散乱光線から眼を保護するため、1.5~1.7程度のしゃ光度番号のものを使用する。C アーク溶接機の二次無負荷電圧は、できれば150V以下とすることが望ましい。D ボイラーの胴の内部など狭い場所で交流アーク溶接機による手溶接作業を行うときは、交流アーク溶接機用自動電撃防止装置を使用する。
- (1)A,B
- (2)A,B,D
- (3)A,C
- (4)B,C,D
- (5)C,D
正答 (2)
正答は (2)。A,B,D が適切です。
【適切なもの】
A 溶接機外箱及び溶接する品物は、確実に接地(アース)する
B 溶接作業時以外にも着用する保護眼鏡は、散乱光線から眼を
守るため、1.5〜1.7程度のしゃ光度番号のものを使用する
D ボイラーの胴の内部など狭い場所で交流アーク溶接機による
手溶接作業を行うときは、自動電撃防止装置を使用する
【Cの誤り】
二次無負荷電圧は、150V以下では高すぎる
交流アーク溶接機の二次無負荷電圧は、実際には80V前後です。感電を防ぐため、できるだけ低く抑えるのが原則で、150Vという数字は目標として意味をなしません。
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【自動電撃防止装置とは】
アークを切ったとき、溶接機の出力電圧を自動で25V以下に下げる装置
アークを出している間は必要な電圧を供給し、切った瞬間に下げます。
【どんなときに使うか】
船体の二重底、ボイラー・タンクの内部など、導電体に囲まれた
著しく狭い場所
高さ2m以上の、墜落のおそれのある場所
【狭い場所が危ないわけ】
身体が四方の鉄に触れ、逃げ場がない
そのうえ汗をかくので、皮膚の抵抗が下がります。同じ電圧でも流れる電流が何倍にもなります。
【しゃ光度番号の選び方】
溶接作業中 電流の大きさに応じた、番号の大きいもの
そばで見る、後片付け 1.5〜1.7程度の保護眼鏡
番号が大きいほど濃く、強い光から守れます。
【アースを取るわけ】
絶縁が壊れたとき、電流を地面へ逃がす
外箱に電気が流れても、人より先に地面へ流れます。
出典:普通ボイラー溶接士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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