次の図中(突合せ溶接継手)に示すA部(斜線部)の名称として、最も適切なものはどれか。…

溶接棒及び溶接部の性質の概要に関する知識 第24問

次の図中(突合せ溶接継手)に示すA部(斜線部)の名称として、最も適切なものはどれか。

普通ボイラー溶接士 2023年下半期(2024年4月公表) 第24問の図
正答 (1)
正答は (1)。熱影響部です。 図の斜線部Aは、溶接金属を取り囲む帯状の部分です。溶けてはいないけれども、溶接の熱で組織が変わった母材の部分にあたります。これを熱影響部といいます。 【溶接部の呼び分け】 溶着金属 溶接棒が溶けて付いた金属 溶接金属 溶着金属と、溶けた母材とが混じり合って固まった金属 ボンド部 溶接金属と母材との境界(線) 熱影響部 溶けてはいないが、熱で組織が変わった母材の帯 溶接部  溶接金属、ボンド部、熱影響部をまとめた呼び方 【中心から外へ向かって並べる】
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溶接金属 → ボンド部 → 熱影響部 → もとのままの母材 【ボンド部との見分け方】 ボンド部 境目そのもの。線で示される 熱影響部 その外側に広がる帯。面(斜線)で示される 図で斜線に塗られた幅のある帯なら熱影響部、溶接金属の輪郭をなぞった線ならボンド部です。同じ形式の問題で、指す場所を替えて出されます。 【熱影響部で起きること】 溶接金属に近い側  結晶が粗くなり、焼きが入って硬くなる 少し離れた側    焼ならしのように細かくなる さらに離れた側   焼なましのように軟らかくなる 【熱影響部が弱点になるわけ】 硬くなった部分は、もろく、割れやすい ビード下割れや止端割れは、ここに出ます。 【予熱が効くわけ】 冷える速さがゆるめば、焼きが入りにくくなる

出典:普通ボイラー溶接士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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