ボイラーの附属設備、附属装置及び附属品について、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラーの構造及びボイラー用材料に関する知識 第3問
ボイラーの附属設備、附属装置及び附属品について、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)水高計は、温水ボイラーの圧力を測る計器で、一般には圧力計と同じ構造である。
- (2)平形反射式水面計は、1枚の厚い板ガラスの裏面に三角形の溝を付けたもので、水部は光線が通って黒色に見え、蒸気部は反射されて白色に光って見える。
- (3)エコノマイザは、燃焼ガスの余熱を利用して、燃焼用空気を予熱する設備で、ボイラーの効率を上昇させる。
- (4)過熱器は、ボイラー本体で発生した飽和蒸気を更に加熱して、過熱蒸気にする設備である。
- (5)減圧装置は、発生蒸気の圧力と使用箇所での蒸気圧力の差が大きいとき、又は使用箇所での蒸気圧力を一定に保つときに用いられる装置である。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でありません。
エコノマイザは、燃焼ガスの余熱を利用してボイラー給水を予熱する設備です。燃焼用空気を予熱するのは空気予熱器です。
【ほかの選択肢】
(1) 水高計は、温水ボイラーの圧力を測る計器で、一般に圧力計と同じ構造 正しい
(2) 平形反射式水面計は、1枚の厚い板ガラスの裏面に三角形の溝を付けたもので、水部は黒色、蒸気部は白色に光って見える 正しい
(4) 過熱器は、飽和蒸気を更に加熱して過熱蒸気にする 正しい
(5) 減圧装置は、発生蒸気の圧力と使用箇所の圧力の差が大きいときなどに用いる 正しい
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【余熱を使う装置は二つ】
エコノマイザ 煙道ガスで給水をあたためる
空気予熱器 煙道ガスで燃焼用空気をあたためる
あたためる相手が水か空気かで見分けます。この問題は、その二つを入れ替えたものです。
【平形反射式水面計の見え方】
水部 黒く見える
蒸気部 白く光って見える
光が水を通り抜けてしまうか、溝で反射して戻ってくるかの違いです。水と蒸気では光の曲がり方が違うので、こういう差が出ます。
【水高計とは】
温水ボイラーで使う圧力計
蒸気ボイラーでは「圧力計」、温水ボイラーでは「水高計」と呼び分けますが、仕組みは同じブルドン管式です。
【どちらも効率を上げる装置】
捨てる熱を拾って、燃料を節約する
エコノマイザを付ければ給水温度が上がり、空気予熱器を付ければ燃焼用空気の温度が上がります。
出典:普通ボイラー溶接士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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