次の〔図〕のとおり,平坦な土地にA 点,B 点及びC 点を一直線上に設けて,各点においてトータルステーションの器械高及び…

午前の部(測量・作図) 午前の部 第1問

次の〔図〕のとおり,平坦な土地にA 点,B 点及びC 点を一直線上に設けて,各点においてトータルステーションの器械高及び反射鏡高を同一にしてAB 間,BC 間及びAC 間の距離をそれぞれ測定したところ,次の〔表〕のとおりの結果を得た。その結果から,器械定数と反射鏡定数を用いて補正した後のAC 間の距離として最も近いものは,後記1 から5 までのうち,どれか。ただし,測定距離は気象補正済みとし,測定誤差はないものとする。

土地家屋調査士 2019年(令和元年度) 午前の部 第1問の表
正答 (2)
正答は (2)。補正後のAC間の距離は 595.53 m です。 【考え方】 トータルステーションの器械定数と反射鏡定数は、1回の測定ごとに同じ量だけ距離に加わります。両方を合わせた定数を k とすると、正しい距離は「測定距離+k」です。A・B・C は一直線上にあるので、正しい距離では AB+BC=AC が成り立ちます。 【計算】 ・AB の正しい距離:297.51+k ・BC の正しい距離:298.06+k ・AC の正しい距離:595.55+k AB+BC=AC より(297.51+k)+(298.06+k)=595.55+k595.57+2k=595.55+kk=595.55-595.57=-0.02 m
解説の続きをみる続きを閉じる
したがって、補正後の AC 間の距離は595.55+(-0.02)=595.53 mとなり、(2) が正答です。 【確かめ】 補正後の AB は 297.49 m、BC は 298.04 m で、その和は 595.53 m となり、補正後の AC と一致します。 【ほかの選択肢】 (1) 595.51 m 誤り 定数を2回分(-0.04 m)引いた値です。AC は1回の測定なので、定数は1回分だけ補正します。 (3) 595.55 m 誤り 補正前の測定値のままです。 (4) 595.57 m 誤り AB と BC の測定値を足しただけの値で、定数の補正がされていません。 (5) 595.59 m 誤り 定数の符号を逆(+0.02 m×2)にした値です。 【覚え方】 一直線上の3点で「AB+BC」と「AC」を測ると、定数の入る回数が2回と1回で違います。この差から定数を求めるのが定番の解き方です。

出典:2019年(令和元年度) 土地家屋調査士試験 午前の部 第1問(法務省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「午前の部(測量・作図)」のほかの問題

  1. 2021年(令和3年度) 午前の部 第1問トータルステーション(以下「TS」という。)による水平角観測において生じる誤差に関する次
  2. 2021年(令和3年度) 午前の部 第6問無人航空機(以下「UAV」という。)を使用する測量に関する次のアからオまでの記述のうち,
  3. 2022年(令和4年度) 午前の部 第3問次の〔図〕のとおり、トランシットの望遠鏡内にあるスタジア線を用いて直立するホテルの距離観
  4. 2022年(令和4年度) 午前の部 第10問次の〔図〕のとおり、A、B、C、D及びAの各点を順次直線で結んだ範囲の敷地(以下「甲区画
  5. 2023年(令和5年度) 午前の部 第6問次の〔図〕のとおり、A点から順次B点、C点、D点、E点及びA点について、閉合多角測量を行
  6. 2025年(令和7年度) 午前の部 第1問トータルステーションによる水平角観測において生じる次のアからオまでの誤差のうち、望遠鏡の

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク