点Aにおいて、点Bを基準方向として点C方向の水平角を複数回観測し、次の〔観測結果〕のとおりの結果を得た。この場合における…

午前の部(測量・作図) 午前の部 第5問

点Aにおいて、点Bを基準方向として点C方向の水平角を複数回観測し、次の〔観測結果〕のとおりの結果を得た。この場合における当該水平角の最確値に対する標準偏差の値として最も近いものは後記1 から5 までのうち、どれか。

土地家屋調査士 2023年(令和5年度) 午前の部 第5問の図
正答 (3)
正答は (3)。 【考え方】 同じ条件で繰り返し観測したときの最確値は算術平均です。最確値の標準偏差 m は、残差 v(観測値-最確値)を使って m=√{[vv]÷(n(n-1))} で求めます(nは観測回数、[vv]は残差の2乗の和)。 【計算】 70°00′00″を基準にして秒の部分だけで計算します。 観測値:+5″、-2″、-5″、+10″ 最確値:(5-2-5+10)÷4=+2″(70°00′02″) 残差:+3″、-4″、-7″、+8″ [vv]=9+16+49+64=138
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m=√{138÷(4×3)}=√11.5≒3.39″ 最も近いのは (3) 3.39″ です。 【ほかの選択肢】 (5) 5.87″ 誤り √([vv]÷n)=√(138÷4)≒5.87″ で、分母を n(n-1)にしていません。 (1) 0.98″、(2) 1.35″、(4) 5.65″ 誤り いずれも最確値の標準偏差の式と合いません。 【整理】 1回の観測の標準偏差:m₀=√{[vv]÷(n-1)}=√46≒6.78″ 最確値の標準偏差:m=m₀÷√n=6.78÷2≒3.39″ と2段階で求めても同じ値になります。

出典:2023年(令和5年度) 土地家屋調査士試験 午前の部 第5問(法務省 公表)出典元ページ

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