既知点A、B、C、D及びEから多角測量により新点Pの座標を求めたところ、次の〔表〕のとおりの結果を得た。新点PのX座標を…
午前の部(測量・作図) 午前の部 第8問
既知点A、B、C、D及びEから多角測量により新点Pの座標を求めたところ、次の〔表〕のとおりの結果を得た。新点PのX座標を簡易水平網平均計算で求めた最確値と最も近くなる路線は、後記1 から5 までのうち、どれか。ただし、水平角の閉合差の補正量については配分済みである。
- (1)A→P
- (2)B→P
- (3)C→P
- (4)D→P
- (5)E→P
正答 (1)
正答は (1)。
【考え方】
簡易水平網平均計算では、各路線から求めた新点の座標を、路線の距離に反比例する重みで重み付き平均して最確値とします(距離が短い路線ほど精度が高いとみなします)。
【計算】
重みを距離の逆数とし、比を簡単にするため1080をかけます。
A→P:1080÷270=4
B→P:1080÷450=2.4
C→P:1080÷120=9
D→P:1080÷360=3
E→P:1080÷180=6
重みの和=24.4
1084.00 mを超える部分(cm)で計算すると、
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(4×39+2.4×43+9×40+3×42+6×36)÷24.4
=(156+103.2+360+126+216)÷24.4
=961.2÷24.4≒39.39 cm
最確値≒1084.394 m
最確値に最も近いのは、A→P路線の 1084.39 m なので、正答は (1) です。
【ほかの選択肢】
(3) C→P 誤り
C→P(1084.40 m)は重みが最も大きい路線ですが、最確値との差は約0.6 cm で、A→P(約0.4 cm)より大きくなります。
(2) B→P、(4) D→P、(5) E→P 誤り
最確値との差は、B→P約3.6 cm、D→P約2.6 cm、E→P約3.4 cm です。なお、重みを付けない単純平均(1084.40 m)で考えると、C→Pと一致してしまいます。重みを付けることが必要です。
出典:2023年(令和5年度) 土地家屋調査士試験 午前の部 第8問(法務省 公表)出典元ページ
最終更新日
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