電子基準点A及びBを既知点とし、新点CにGNSS測量機を設置して観測を行った。電子基準点Aの座標値は〔表1 〕のとおりで…

午前の部(測量・作図) 午前の部 第7問

電子基準点A及びBを既知点とし、新点CにGNSS測量機を設置して観測を行った。電子基準点Aの座標値は〔表1 〕のとおりであり、観測結果は〔表2 〕のとおりである。この場合に、セミ・ダイナミック補正を適用した新点Cの元期におけるY座標の値として最も近いものは、後記1 から5 までのうち、どれか。ただし、基線解析で得た基線ベクトルに測定誤差は含まれないものとし、座標値は平面直角座標系(平成14年国土交通省告示第9 号)における値であり、点A及び点CのX座標値及び楕円体高は同一とする。また、観測時点で使用する地殻変動補正パラメータから求めた各点の補正量は〔表3 〕のとおりであり、地殻変動補正パラメータから求めたX方向及び楕円体高の補正量は考慮しないものとする。

土地家屋調査士 2025年(令和7年度) 午前の部 第7問の表
正答 (2)
正答は (2)。新点Cの元期のY座標は約19999.980mです。 【セミ・ダイナミック補正の考え方】 GNSSの基線ベクトルは観測した時点(今期)の位置関係です。一方、成果の座標は元期(基準となる時点)の値です。そこで、①既知点の元期の座標を今期に直し、②今期の基線ベクトルを加えて新点の今期の座標を求め、③それを元期に戻す、という順に計算します。〔表3〕の補正量は「元期→今期」の向きです。 【計算】 ①既知点Aの今期のY座標  -0.010+(-0.010)=-0.020m ②新点Cの今期のY座標
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 -0.020+20000.030=20000.010m ③新点Cの元期のY座標(元期→今期の補正量0.030mを差し引く)  20000.010-0.030=19999.980m 最も近いのは (2) 19999.980mです。 【誤りやすい点】 補正をせずに元期のAに基線ベクトルを足すと-0.010+20000.030=20000.020mとなり、選択肢にありません。また、③で補正量を足してしまうと20000.040m((4))になります。新点は「今期から元期へ」戻すので、元期→今期の補正量を差し引きます。

出典:2025年(令和7年度) 土地家屋調査士試験 午前の部 第7問(法務省 公表)出典元ページ

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