クレーンのブレーキに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…
クレーン及びデリックに関する知識 第6問
クレーンのブレーキに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の150%以上に調整する。
- (2)バンドブレーキには、バンドを締め付けたときにバンドが平均して締まるように、バンドの外周にすき間を調整する摩擦パッドが配置されている。
- (3)ドラム形電磁ブレーキは、電磁石、リンク機構及びばねにより構成されており、電磁石の励磁を交流で行うものを交流電磁ブレーキ、直流で行うものを直流電磁ブレーキという。
- (4)電動油圧押上機ブレーキは、ばねにより制動を行い、油圧によって押上げ力を得て制動力を解除する。
- (5)足踏み油圧式ディスクブレーキは、油圧シリンダ、ブレーキピストン及びこれらをつなぐ配管などに油漏れや空気の混入があると、制動力が生じなくなることがある。
正答 (2)
正答は (2)。これが適切でありません。
バンドの外周に配置されているのは、摩擦パッドではなくすき間を調整するボルトです。
バンドブレーキは、ブレーキドラムの外側に鋼帯(バンド)を巻き付け、締め付けて制動します。バンドの内側にはライニングが張ってあり、これが摩擦材です。外周に並ぶボルトは、緩めたときにバンドがドラムから均等に離れるよう、すき間を整えるためのものです。
摩擦パッドは、ディスクブレーキでディスクを挟む部品の呼び名です。
【クレーンのブレーキ】
制動トルク つり上げ装置のブレーキは、定格荷重に相当する荷重の荷を
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つった場合のトルクの値の150%以上に調整する
ドラム形電磁ブレーキ 電磁石、リンク機構及びばねにより構成される。
電磁石の励磁を交流で行うものを交流電磁ブレーキ、直流で行うものを直流電磁ブレーキという
電動油圧押上機ブレーキ ばねにより制動を行い、油圧によって押上げ力を
得て制動力を解除する
足踏み油圧式ディスクブレーキ 油漏れや空気の混入があると、
制動力が生じなくなることがある
【ばねで制動、油圧で開放するわけ】
停電したときに、ばねの力で自動的に効く
油圧で締める構造にすると、電気が切れた瞬間にブレーキが利かなくなり、荷が落ちます。
【空気が入ると効かなくなるわけ】
空気は縮むので、踏んだ力が圧力にならない
油は縮みません。だから、油圧の系統に空気が入ることを嫌います。
出典:クレーン・デリック運転士(限定なし) 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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