クレーンの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。…
関係法令 第15問
クレーンの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
- (1)1年以内ごとに1回行う定期自主検査における荷重試験は、定格荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行等の作動を定格速度により行うものとする。
- (2)1か月以内ごとに1回行う定期自主検査においては、巻過防止装置の異常の有無について検査を行わなければならない。
- (3)作業開始前の点検においては、ワイヤロープが通っている箇所の状態について点検を行わなければならない。
- (4)定期自主検査又は作業開始前の点検を行った場合において、異常を認めたときは、直ちに補修しなければならない。
- (5)定期自主検査を行ったときは、当該自主検査結果をクレーン検査証に記録しなければならない。
正答 (5)
正答は (5)。これが誤りです。
定期自主検査を行ったときに結果を残すのは、クレーン検査証ではなく記録です。検査証に書き込むものではありません。
記録は3年間保存します。検査証は、そのクレーンを使ってよいことを示す証で、自主検査の結果を書き入れる欄はありません。
【クレーンの自主検査及び点検】
1年以内ごとに1回 荷重試験を含む。定格荷重に相当する荷重の荷をつって、
つり上げ、走行等の作動を定格速度により行う
1か月以内ごとに1回 巻過防止装置その他の安全装置、過負荷警報装置、
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ブレーキ及びクラッチの異常の有無 など
作業開始前の点検 巻過防止装置、ブレーキ、クラッチ及びコントローラーの
機能、ワイヤロープが通っている箇所の状態、ランウェイの上及びトロリが横行するレールの状態
異常 定期自主検査または作業開始前の点検で異常を認めたときは、
直ちに補修する
記録 定期自主検査の結果は、3年間保存する
【「直ちに」と書かれているわけ】
異常があると分かっているものを、そのまま使わせない
点検は、見つけるためではなく直すために行います。
【荷重試験に「定格速度」と付くわけ】
ゆっくり動かしたのでは、確かめたことにならない
実際に使う速さで動かして、止まるか、異音がないかを見ます。
【作業開始前の点検に記録の義務がないわけ】
毎日、その場で確かめるためのもの
出典:クレーン・デリック運転士〔クレーン限定〕 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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