クレーンの給電装置及び配線に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…
原動機及び電気に関する知識 第25問
クレーンの給電装置及び配線に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)トロリ線の材料には、溝付硬銅トロリ線やレールなどが用いられる。
- (2)キャブタイヤケーブルは、導体に細い素線を使い、これを多数より合わせており、外装被覆も厚く丈夫に作られているので、引きずったり、屈曲を繰り返す用途に適している。
- (3)トロリ線給電のうち絶縁トロリ線方式のものは、一本一本のトロリ線が、すその開いた絶縁物で被覆されており、集電子はその間を摺動して集電する。
- (4)旋回体、ケーブル巻取式などの回転部分への給電には、トロリバーが用いられる。
- (5)内部配線は、一般に、絶縁電線を金属管などの電線管又は金属ダクト内に収め、外部からの損傷を防いでいる。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
旋回体やケーブル巻取式などの回転部分への給電には、トロリバーではなくスリップリング(集電環)が用いられます。
トロリバーは、走行方向にまっすぐ張った硬い棒(剛体トロリ)です。まっすぐ動くものには使えますが、ぐるぐる回る部分には使えません。回る側には輪を付け、そこへブラシを当てて電気を渡します。
【給電装置と配線】
トロリ線の材料 溝付硬銅トロリ線やレールなどが用いられる
キャブタイヤケーブル 導体に細い素線を使い、多数より合わせている。
外装被覆も厚く丈夫で、引きずったり屈曲を繰り返す用途に適している
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絶縁トロリ線方式 一本一本のトロリ線が、すその開いた絶縁物で被覆され、
集電子はその間を摺動して集電する
スリップリング 旋回体、ケーブル巻取式などの回転部分への給電に用いる
内部配線 絶縁電線を金属管などの電線管または金属ダクト内に収め、
外部からの損傷を防ぐ
【回る部分に輪を使うわけ】
何回転しても、電線がねじれない
ケーブルのままでは、回るたびにねじれて切れます。
【絶縁トロリ線が使われるわけ】
むき出しのトロリ線は、触れれば感電する
すその開いた絶縁物で覆い、集電子だけがその内側に入る形にすれば、人が触れられません。
【キャブタイヤケーブルが柔らかいわけ】
細い素線をたくさんより合わせている
出典:クレーン・デリック運転士〔クレーン限定〕 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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