図のように天井クレーンで質量6tの荷をつるとき、Bの支点が支える力の値に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。…

クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 第32問

図のように天井クレーンで質量6tの荷をつるとき、Bの支点が支える力の値に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。ただし、重力の加速度は9.8m/s²とし、クレーンガーダ、クラブトロリ及びワイヤロープの質量は考えないものとする。

クレーン・デリック運転士〔クレーン限定〕 2025年下半期(2026年4月公表) 第32問の図
正答 (4)
正答は (4)。約36kNです。 【考え方】 支点が二つある梁では、荷に近い支点ほど大きな力を負担する B点が支える力は、A点から荷までの距離の割合で決まります。 【計算】 荷にかかる力 6t × 9.8m/s² = 58.8kN スパン 13m、荷の位置 Aから8m(Bからは5m) A点まわりのモーメントのつり合いから  B × 13 = 58.8 × 8  B = 58.8 × 8 ÷ 13 = 36.2kN いちばん近いのは (4) の36kNです。 【確かめ方】
解説の続きをみる続きを閉じる
A = 58.8 × 5 ÷ 13 = 22.6kN A + B = 22.6 + 36.2 = 58.8kN 二つを足して荷の重さに戻れば、計算は合っています。 【距離の取り違えに注意】 Bが支える力は、Bから遠いほう(A側)の距離で決まる 「Bの力を求めるのだから、Bからの距離5mを使う」としてしまうと、22.6kNになり、(3) の23kNを選んでしまいます。よく用意されている引っかけです。 【なぜ遠いほうの距離を使うのか】 A点を軸にして、てこのつり合いを考えているから 軸から荷までの腕の長さが8m、軸からBまでの腕の長さが13m。腕が長いBのほうが、小さい力でつり合えます。

出典:クレーン・デリック運転士〔クレーン限定〕 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「クレーンの運転のために必要な力学に関する知識」のほかの問題

  1. 2024年下半期(2025年4月公表) 第35問物体の運動に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
  2. 2025年上半期(2025年10月公表) 第32問天井クレーンで荷をつり上げ、つり荷を移動させるためにクレーンを10秒間に8m移動する速度
  3. 2025年上半期(2025年10月公表) 第39問天井から垂直につるした直径2cmの丸棒の先端に質量100㎏の荷をつり下げるとき、丸棒に生
  4. 2023年上半期(2023年10月公表) 第38問図のように、直径1m、高さ1mのアルミニウム製の円柱を同じ長さの2本の玉掛け用ワイヤロー
  5. 2023年下半期(2024年4月公表) 第35問物体の運動に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
  6. 2024年上半期(2024年10月公表) 第33問下記に掲げる物体の体積を求める計算式として、適切でないものは(1)~(5)のうちどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク